指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

コンテンツができあがった。

あまり詳しく書くと素性がバレるので(いやまあバレたって構わないっちゃ構わないし現在のアクセス数ではどうせバレっこないけど。)ぼんやりとしか言えないのだけど、会社のサイトで2ヶ月毎におこなっているアップデート用のコンテンツができあがった。偶数…

秋の気配。

オフコースの古い曲が好きだ(もっともオフコースの新しい曲なんてないけど。)。秋の初めになると決まってこの曲を思い出す。そして時にはとても切ない気持ちになる。この曲に封じ込められているような思いを、自分もかつてしたことがあるからだ。 こんなこ…

プロ野球パシフィックリーグのレギュラーシーズン終了。

ソフトバンクホークスは89勝で一位となり、奇しくもそれは監督の背番号と同じ数字だった。ロッテマリーンズは結果的に引き分けによって、ホークスにプレーオフにおける重要なアドバンテージを渡さなかった。西武ライオンズは三位でプレーオフ出場を決めたが…

秋刀魚の味。

肉より魚が好きだ。中でも秋刀魚の塩焼きは大好物だ。独身のときは近くの定食屋でよく食べた。秋刀魚焼き定食は通年あるけど、秋になるとその年の秋刀魚が焼かれ他の季節に比べると格段においしかった。 今日は久しぶりに秋刀魚の焼いたのが夕食だった。家人…

TVドラマ電車男、最終回。

拡大枠だったが早い時点でエルメスはスレを読んでしまった(ちなみにこれは回想シーンの羅列ともなり最終回にふさわしい気がした。)。僕はこれと、それに続くだろうエルメスと電車との仲直りや電車の告白までがこのドラマのクライマックスだと予想していた…

好色必殺時代劇版ミュージカルURASUJI。

最後に芝居を見に行ったのがいつだったかも思い出せない。それくらい滅多に見に行かない。学生の頃に「第三舞台」の公演を三回見に行った憶えがある。あと誰かに誘われて「カクスコ」という劇団の公演を見に行った。シナリオのよく練り込まれたテンポのよい…

「手記だ、当然のことながら」その2。

昨日の記事を読み返してみたが素面で書いたとは思えないほどわかりにくかった。正直申し訳ない気持ちだが乗りかかった船なので今日は続きを書く。と言っても一発逆転ですべてにすっきり筋が通るようなことにはならない気がする。 さて本のこの位置にある「手…

「手記だ、当然のことながら」。

薔薇の名前〈上〉作者: ウンベルトエーコ,河島英昭出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1990/02/18メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 197回この商品を含むブログ (185件) を見る 昨夜は三日しかない営業日の最後の日ということもあり忙しかったのと遅く…

13歳は二度あるか。

13歳は二度あるか―「現在を生きる自分」を考える作者: 吉本隆明出版社/メーカー: 大和書房発売日: 2005/09/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (21件) を見る 読んでます。子供が大きくなったら読んで欲しいです。

「東京奇譚集」を読み終える。

三日連続で同じ本の話題ですいません。「東京奇譚集」を読み終えた。なんかすごく充実した気分だ。 今考えているのはなぜこれらのお話がわざわざ事実だと断られなければならなかったのかということだ。前にも書いたように全編がフィクションとして読みうるし…

文が身にしみる。

「東京奇譚集」を読んでいて、文があまりにひしひしと身にしみるので驚いている。書かれている何もかもに対して自然に理解が行く感じだ。つかすごくスムーズな感触で文に想像力が追いついて行く感じだ。ぴたり、ぴたりという音が聞こえて来そうなほどだ。こ…

東京奇譚集。

昨日の記事で誰にも労われないと書いたけど家人は別で、疲れているみたいだから今日は子供の面倒を見ると宣言し、10時半頃家を出て新宿駅まで最近導入された小田急の新型ロマンスカーVSEを見せに子供を連れて行ってくれた。午前中いっぱいと子供の昼寝の時間…

オープニング。

ここ一ヶ月ほどをかけて徐々に準備し先々週末から先週いっぱいをかけてひとつ大きめの仕事を仕上げた。大きめのと書いたけどそれは僕にとってということで、世間的に見ればとてもささやかなイベントの仕事だ。今日がその初日だったので挨拶がてら様子を見に…

消えたホームレス。

子供の足に合わせて歩いても5分以内に大きな公園がひとつと小さな公園がふたつある。15分くらい歩く気なら隣の駅の近くまで行け、そこにも大きめの公園がある。要するに公園には恵まれている。家人が毎日のように子供を公園に連れて行くようになってどれくら…

TVドラマ電車男、うまくまとめて来ましたね。

昨日は何でもありの展開だったがテンションが高くてよかった。特にスレの住人が電車をBBSに呼び返すくだりは一致団結してる感じがものすごく伝わって来た。もちろんこんなことはあり得ないと言えば言える。少なくともこれがヒッキーを外に連れ出すきっかけに…

本が読めない環境。

音楽が鳴っていると本が読めない。たぶん集中力が弱いせいだと思う。だからうちで本を読むときは必ず音楽を止める。テレビがついていればそれも消す。沈黙の中で修行僧のようにページをめくっていると弱いながらも集中力が一本の円錐のような形に引き絞られ…

引用は嫌いなんだけど。

言葉からの触手 (河出文庫―文芸コレクション)作者: 吉本隆明出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 1995/08メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログを見る 何かを書くときに軽く自縛になっている言葉だ。吉本隆明「言葉からの触手」から…

パスタをぶちまける。

カンガルー日和 (講談社文庫)作者: 村上春樹,佐々木マキ出版社/メーカー: 講談社発売日: 1986/10/15メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 120回この商品を含むブログ (162件) を見る 一昨日の記事で何本ものケーブルが机の上をのたうち回る様を、思いつきでパ…

ADHDについて。

嫌な子・ダメな子なんて言わないで―ADHD(注意欠陥・多動性障害)を持つ子の姿と支援法作者: 品川裕香,高山恵子出版社/メーカー: 小学館発売日: 2001/10/01メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 52回この商品を含むブログ (4件) を見る 家人とは割と年が離れて…

今度はうちの話。

うちは僕が学生だった頃から使っている大きめの机にPCと周辺機器(プリンターとADSLモデムと家人が使うタブレット、それにスピーカーにバックアップ用の外付けHDD。)を置いていて、その他にADSLのモデムに引っ張られてファクスとかが載っている。机の上にモ…

新しいPC。

環境を移すのが面倒なので今のところ結構ですと言っているのだけど、会社で新しいPCが支給される話が出ている。確かに使うアプリケーションもデータも重いものが多いのに一番古いPCを使っている。OSはWindows 98SE、CPUはセレロン600MHz、メモリは128MB。ど…

久々の酔っぱらい日記。

言うまでもなく毎日のように酔っぱらってるわけだが、ブログだけは素面で書こうとあるところで思い決め少なくとも昨日まではそれを守っていた。今日は仕事が忙しくて遅くなったこともあり、すでに子供も家人も眠ってしまった今になって書き始めた。久々の酔…

「マディソン郡の橋」のリアリティー。

マディソン郡の橋作者: ロバート・ジェームズウォラー,Robert James Waller,村松潔出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1993/03メディア: ハードカバー クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見る keiko23*1さんのブログをきっかけに、リアリティーとい…

アイノウ、アイノウ。

家にいるとき煙草はベランダで吸っている。吸い終えてからそのまま30回深呼吸してうちに入って洗面所に駆け込みうがいをする。古い言い方だけどホタル族ということだ。これは結婚以来雨の日も風の日も、台風が来ようが雪が降ろうが続けている。 居間からもベ…

高橋源一郎さんご推薦の「競馬小説」。

騎手マテオの最後の騎乗作者: フリードリヒトールベルク,Friedrich Torberg,飯吉光夫出版社/メーカー: 集英社発売日: 1993/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 競馬には興味がないので高橋さんのエッセイのうちでも競馬に関するものは読ん…

今日のテーマは「レス」です。ご了承下さい。

keiko23さん*1、実は図星です。「8月に生まれる子供」は思いっきり満を持して書きました。書き上がるまでPCの前から動かない覚悟で書きました。この話をした相手のうち女性の中には子供を産むのが恐くなったと言う人がいて、確かにその通りだとは思っていた…

文体について。

昨日の記事は苦しまぎれに書いたのだけど、平山瑞穂さんからコメントをいただいたり、id:keiko23さんからトラックバックをいただいたりした。余談だけどどちらかと言えば満を持して書いた記事の方が反響が薄く、自分でもどうかねこれ、と思うようなものの方…

ブログの効用。

作家の平山瑞穂さんのブログを拝読しながら、多くの場合ふた項目それも結構なクオリティーでよくもまあ毎日お書きになれることだよと驚いていた。自分でブログを始めてからはさすがに一日一項目で精一杯ながらもすでに50日分の記事(日記とは言えないものも…

「BANG! BANG! バカンス!」の孤独。

BANG!BANG!バカンス!アーティスト: SMAP,宮藤官九郎,タカチャ,コモリタミノル出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 2005/07/27メディア: CD購入: 2人 クリック: 120回この商品を含むブログ (113件) を見る またスマップなのでお前ファンな…

トミカ博。

昨日は子供の誕生日だったので、池袋サンシャインシティーで開催されているトミカ博に連れて行った。展示物自体にはまだそれほど興味を持っていない。レアものということがわからないし、トミカの製造過程といったことにも関心はない。大体はしゃいでしまっ…