指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

さまよえるビール。

と言ってもさまよっているのはビールではなくビールを飲む自分だ。最近お気に入りのブラウマイスターが近くの店頭から姿を消してしまい、にわかにどのビールを飲んだらいいかがわからなくなった。エビスは苦すぎる気がする。モルツは香りが邪魔だ。アサヒは…

バーコードリーダーハザード。

会社で使っていた二機のバーコードリーダーのうちの片方が壊れた。5〜6センチの幅の赤い光線をバーコードに当てて読み取る仕組みなのに、その幅がいきなり5ミリくらいになってしまい何も読み取ることができなくなった。なぜバーコードリーダーなど使っている…

タイトル変えました。

指栞はおそらく造語ですけど、自分なりに血の通った言葉なのでこうします。ご迷惑をおかけして申し訳ございません。

初めて。

初めて子供の歯が抜けた。まだ六歳と数ヶ月なんだけど、もう永久歯に生え替わるんだろうか。歯磨きの責任が明日からほんの少しだけ軽くなる。

鉄道オオヤマ線のお話。

子供が架空の鉄道オオヤマ線の話を最初にし始めてから一年近く経つと思う。初めはオオヤマ線にはオオヤマ駅やアカヤマ駅などがあって新幹線や特急も走っているといった程度の話だった。それが朝幼稚園に送りがてら話をしたり休みの日の散歩で話したりするう…

で、ミルハウザーの新刊は読んだの?

ナイフ投げ師作者: スティーブンミルハウザー,Steven Milhauser,柴田元幸出版社/メーカー: 白水社発売日: 2008/01/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 50回この商品を含むブログ (66件) を見る いやもう買ってから何日か経つんだけどさ、まだ全然読んで…

会社でブログ。

昨日大きな仕事がひとつ片づいて今日は細かなやるべきことが少しあるものの、まあ休んでも大丈夫そうな日になった。それで休もうかと思っていたら家人が幼稚園の集まりか何かで11時くらいまで時間が空かないと言う。せっかくだから家人とビールでも飲みに行…

もう十三年も経ったのか。

阪神淡路大震災から。同じ日におこなわれた僕の足の手術から。9月11日が誕生日なので9・11より自分の誕生日が優先されるのと同じように、1995年1月17日は阪神淡路大震災より、たまたまその日おこなわれた自分の怪我の手術の方が優先される。手術はすごくつら…

「アウチですか、少年」

ホルモー六景作者: 万城目学出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/11メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 164回この商品を含むブログ (243件) を見る 要するにホルモーの全景が紹介された後でなければこの六景は生きようがない訳だ。その点作者は前作を本…

作品内の温度差。

鴨川ホルモー作者: 万城目学出版社/メーカー: 産業編集センター発売日: 2006/04/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 334回この商品を含むブログ (450件) を見る 海なんか泳いでるとよくあるし今日も子供を連れて行った温水プールでもたまに感じるのだが…

おじさんになりたくないだけ。

自分の趣味に合う服装や本や考え方などを総合すると、とにかく自分は子供でいたいんだと思わされる。「海辺のカフカ」で15歳を取り上げた意味を語る村上春樹さんじゃないけど、もっとちっちゃな自分が自分の中にいつもいるような気がする。と言って別に深い…

2008年、第一週目の仕事。

年一回だけ商業誌から頼まれる原稿の締め切りが1月10日で、正月休みの最終1月6日に書き始めた。1600字のうち半分の800字あまりを二時間かけて書き上げその時点で残りの展開もはっきり見えていたのであと二時間あれば書き上がるだろうと見当をつけた。 7日の…

休みの終わり。

毎年仕事始めの日には自分の受け持つ得意先にひとりで年始回りをすればよかったのだが、昨年部長になったため今年は社長を含めて僕の上にいる三人と一緒に年始回りをすることになっている。現場の担当者ばかりでなく得意先の上の方の人たちにも挨拶しなけれ…

とりとめのない一日。

正月休みも今日を入れてあと二日となった。そろそろ普段の生活に戻さねばならないと特に意識した訳でもないんだけど、とりとめのないいつもの休日の過ごし方に戻った。午前中は子供を連れて丸善丸の内本店に行き集め始めた子供向けの図鑑の「動物」の巻と家…

結構しみじみ。

村上ソングズ作者: 村上春樹,和田誠出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2007/12メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 68回この商品を含むブログ (43件) を見る 満を持してという訳ではもちろんないけど、購入から読了までに随分時間がかかり今年の一冊目…

祖父と父と子≠父と子と孫。

訳あって帰省することができずにいたらしびれを切らした父親が孫に会うために上京して来た。誰かを泊められるほどうちは広くないと言ったのでそう遠くない駅の近くにホテルをとったということだった。朝ターミナル駅まで迎えに行きほぼ半日を、子供の目から…

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

クルマが少ないせいか星がたくさん見える。排気ガスの匂いもしない。東京にもあったんだ、って感じの年越し。