指栞(ゆびしおり)

すまじきものは宮仕え。

休む日。

仕事がもうひたすらに忙しい。でも休日に出勤することは意図的にやめている。昨年はまったく会社に行かない日というのが十日ほどしかなかった。休みの日もとりあえず何時間か会社に行き、子供を遊ばせがてら仕事を進めた。そしてそれがほとほといやになった。
今日は先々週図書館で借りた本の返却日だが、家人が子供を連れて行ってくれるというので午前中はひとりで家にいる。結局借りてきた「漱石とその時代(第一部)」は数行しか読まなかった。天気がよいので洗濯を何回かし、部屋をざっと片付けた。本当は泳ぎにでも行った方が疲れもとれるような気がする。歩いて数分のところに屋内プールもある。まだ独身の頃半年毎に定期を買いながら毎日のように通ったプールだ。そのときは食事に一切気を使わず食べたいだけ食べていても体重が7キロ減った。体の切れがよくなり歩き方が変わった。最後の方は五十分で2キロちょっと泳げるようになった。でも同じ頃水泳教室に通っていた当時六十台半ばの母親はもっと速いペースで2キロを泳いだ。結婚と共にプール通いもやめてしまった。
同じプールで開設されている水泳教室に今年になって子供が通い始めた。昨年の夏の幼稚園での水遊びで水の楽しさを知ったせいか、特にいやがることなく通っているようだ。おむつがとれたばかりの頃だったと思うが、水泳は喘息にいいということで連れて行ったことがある。シャワーを浴びるとき泣き叫んだが、本当はもっと前からびびっていたようだ。子供用の浅いプールに抱いて入ろうと思って先に足からプールに入って振り向いたら、水に入る前からパニックになっていた子供は僕の真似をして足の先から水面に踏み出しそのまま頭のてっぺんまで水に浸かった。それっきりだった。
その子供も今週は水に顔がつけられるようになったと得意気に報告した。彼女の方が先に通っていたので特に深い意味はないが、子供に手紙をくれたことのある同じクラスの○○ちゃんもその水泳教室に通っている。最近子供は○○ちゃんが自分に好意を寄せてくれていることにおぼろげに気づいたらしい。幼稚園から仲良く手をつないで水泳教室まで歩いているそうだ。何と言うか、その情景は結構いい。
つか、今日の記事はいったい何なんだ?