指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

映画「ノーカントリー」。

映画「ノーカントリー」がアカデミー賞を何部門か(四部門?)とったそうだ。ノー・カントリーという、これだけで意味をなすのかどうかよくわからないタイトルと、麻薬の取引をめぐるサスペンス(ヴァイオレンス、ではなく?)という要約からおそらくこれがコーマック・マッカーシーの「No Country for Old Men(邦訳「血と暴力の国」)」を映画化したものだと思っている。
学生の頃には毎週のように映画館に通った時期もあったが、いつ頃からか映画より小説の方がずっとおもしろいと思うようになり見るのをやめてしまった。もちろん「ノーカントリー」も一向に見る気はない。原作をすごく気に入ってるので尚更だ。ただこの作品がアカデミー賞をとったと聞いてうれしかったことも確かだ。この辺の自己矛盾については詳しく説明すると結構みっともないことになりそうなので書かないでおく。