指栞(ゆびしおり)

すまじきものは宮仕え。

久々に休暇。

大体の感じで言うと毎週月曜日から水曜日まではルーティンの得意先回りに当て、木、金は毎週は顔を出さなくてもよい得意先回りや、社内の出荷作業の手伝いなどに当てている。今日は来客がある予定だったが昨日急にキャンセルになりそれでぽっかり空いてしまった。例年11月、12月は繁忙期で休暇は取りづらく、またいくつか課題も抱えており出社すれば仕事はあるが休もうと思えば休めなくもない。例によって前日になって初めて翌日休めることがわかった形で、わかってみると休みたくなって休むことにした。
朝はゆっくり目に起きて朝食をとり、最近プールに通い始めた家人に誘われて泳ぎに行った。家人もだいぶ泳げるようになりつきっきりで指導する必要もないので、自分は自分で泳ぐことにした。子供と行くときも自分の好きに泳いで長い間子供から目を離す訳にも行かないのでせいぜい二、三百メートルも泳げればいい方だ。だから何も気にせずに自分の思い通りに泳げるのは十数年ぶりのことだった。五百メートル泳ごうと思った。休み休みならそれくらいまあ泳げるだろう。五百泳いだときにはまだ水に入って三十分経ってなかったので、もう五百泳ぐことにした。それで一時間弱で全部で一キロ泳いだ。もうちょっと泳げそうだったけど後が恐いのでやめた。なんて言うか、まだそれだけ泳げることがとてもうれしかった。家人は三百泳いだそうだ。数ヶ月前まで二十五を泳ぎ切れなかったので長足の進歩に思える。すごいよね、誰にも教わってないのに、と自画自賛だけど、教えてあげたじゃん。
いったん家に帰ってから駅前に出てふたりで食事をした。僕はビールを飲んで家人は飲まなかった。有酸素運動の後の脂肪燃焼を気にかけているらしい。食後はまっすぐ帰宅してそれからそれぞれゲームをした。今月は中旬に入ったというのにまだ一冊しか本を読んでいず、大きくノルマを下回っているがガルシア=マルケスの自伝を読んだ後ではちょっと何を読んでいいかわからない。とりあえず読書は一日休み。ポケモンはレッドというもしかすると最後かも知れない敵に遭遇したが、レベル88のピカチュウが出て来て62レベのエンテイが一撃でやられたので、ほうほうの体で逃げ帰った。家人はPSPでペルソナの最新作をプレイしている。
子供が下校して来たのでいったん休んで家人はおやつを食べさせ、公文の教室に送り出してからまた少しゲームをやった。公文から帰って来た子供と入れ替わるように家人は買い物に出かけ、ポケモンをやる子供の傍らでブログを書き始めた。その家人も先ほど帰って来た。秋らしい肌寒い一日だった。まず理想的な休暇だ。昼寝をしなかったので少し眠い。マクドナルドへミュウをもらいに行かなければ。