指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

ポケモンスタンプラリー2010。

JR東日本ポケモンスタンプラリー2010に行って来た。というのは表現としては的確じゃないかも知れない。どこかの会場でイベントが行われている訳ではないからだ。まあでも大体の所はおわかりいただけるでしょう。
御茶ノ水駅でスタンプカードをもらいレアコイルのスタンプをゲット。次に秋葉原ゾロアのスタンプ。駅の中の千円カットで子供の髪を切ってもらったのはそれが帰省前の懸案のひとつでちょうどいいところにお店があったから。家人が付き添いで行ったので隣のフードコートでアイスコーヒーを飲んだ後、店の前で待つ。スタンプカードを持った子供たちがお父さんやお母さんやおじいちゃんやおばあちゃんに連れられてたくさん通る。それを見ているとなんだかとても幸せな気持ちになる。子供は嫌いだったけど自分に子供ができてからは好きになった。だからカラ兄のドミートリーの言い分も「キャッチャー・イン・ザ・ライ」も「ディスコ探偵水曜日」も骨身にしみてよくわかる。子供がいなけりゃわからないというもんでもないかも知れないけど、少なくとも自分の場合は子供を持つことを通してそれらの作品のある部分に理屈抜きで共感できるようになった。そして子供たちの姿を目にしているだけでなんとなく幸せな気分になれるようになった。夏休みなら尚更だ。夏休みの子供たちはたくさん楽しい思いをするべきだ。それは思い出という具体的な形を取らないかも知れないけど、明るくのびやかなイメージとして無意識のどこかに必ず残り、もしかしたら過酷かも知れない人生のいろいろな場面で心を温めてくれる。そんなことをとりとめもなく考えた。
カットが終わって御茶ノ水に戻り、中央線に乗り換えて一駅、四ッ谷でキャモメのスタンプをゲット。再び中央線で新宿まで行き山手線に乗り換えて新大久保、高田馬場、目白と各駅停車でポポッコキレイハナハッサムを集めて池袋でゴール。ポケモンサンバイザーとパスケースをもらった。家人と僕がもらった分は、ふたりの甥っ子たちへのおみやげになる。
池袋ではビックカメラポケモンのDS版の新作ブラック・ホワイトをそれぞれ一本ずつ予約。西武百貨店でお昼を買って帰って来た。今週の金曜日に家人と子供は帰省するので夕方プールでもう一度平泳ぎの練習をすると、夏休み前半のパパの出番は終わることになる。