指栞(ゆびしおり)

すまじきものは宮仕え。

近所の神社のお祭り。

近所の神社のお祭りがあって夕方家人と子供と三人で出かけた。数年前、たまたま子供との散歩の途中で出くわして、出店でいか焼きとかじゃがバターとか買って帰って以来毎年出かけている。今年はお参りを済ませてから家人と子供が食べたいと言った串に刺したハンディータイプのもんじゃ焼きを買い、かき氷をひとつ買って三人で分け、おみやげにいか焼きとじゃがバターとたこ焼きを買って帰った。大変食い意地の張った一家だ。帰宅後ビールを開けてそれらを食べた。じゃがバターが新じゃがですごくうまかった。来年かあるいはあと数年で、子供はもう親とではなく友だちと一緒にこういうところへ来るんだろう。そして家人と僕は子供の分を勘定に入れず、ふたりで食べ切れるささやかな量のおみやげを出店で買って家に帰るんだろう。子育てというのは案外短期間だ。夫婦ふたりの時間の方がはるかに長い。僕はそれをすごく楽しみにしている。