指栞(ゆびしおり)

すまじきものは宮仕え。

子供の思い。

ただでさえ仕事で帰宅が遅いのに、出張があり忘年会があり、イベントのお手伝いで休日も朝と晩に会場に出かけたり、その他にも休日出勤があったりして、家にいる時間が極端に削られた師走だった。すると子供がかなり寂しがっているようだと家人に聞かされた。それにはちょっと思い当たることがあって、イベント会場に行くと言うとすごく残念そうに、また行くの、と言うようになっていた。
あまり人から好かれる性格でもなく、今までもこちらとしては何が気に入らないのかわからないのに相手に嫌われていたりしたこともあって、自分はそういう人間なんだということは割と受け容れている。それでもさすがに家人が自分を大切にしてくれていることだけはわかっている。それについで愛を感じるのは親くらいのものだ。
でも子供の思いというのが意外に強いことに気づかされた。いい父親かと言われればまるで自信がないけど、それでも出かけているよりはうちにいる方が子供はうれしいようだ。今日29日から年末年始の休みに入ったけど、昨日の午後までは出勤の可能性があった。夕方電話で家人にやっぱ休めそうだと伝えると、それを聞いた子供がとてもうれしがったそうだ。
それで少しサービスしようと今日は後楽園の一蘭でラーメンを一緒に食べ、ゲームセンターでもぐらたたきをやった後、駄菓子屋でお菓子を買うという年末恒例のコースをたどった。帰宅後、算数の文章題の解き方を教えてやり、子供の具合がやっと本調子になったのでクリスマスイヴにお預けだった寿司を今夜はおごる。残り六日の休みだけど、できるだけ一緒にいてやりたい。