指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

銀座で展示会のはしご。

今日は家人と子供と一緒に銀座の百貨店催事の展示会をはしご。まずは松屋のバムケロとユリア・ヴォリ展。バムケロは子供が全作持っていてこの前久しぶりに出た新作も買った。隅々まで目の行き届いた挿し絵を眺めるだけでも子供たちにとって楽しい作品になっていると思う。原画は紙の質感や色の鮮やかさ、線ののびやかさなどが印刷物とは明らかに異なる。そこをしっかり体験するように子供に言ったけど、わかったかどうかわからないしもしかしたら余計なことを言ったかも知れない。作品に登場するパンケーキが再現されていたので家人が買った。ユリア・ヴォリは作品をほとんど知らなくてスルー。

もうひとつは三越の「メアリー・ブレア展」。これは一昨年東京都現代美術館で行われたものと比べると質量共に見劣りがする。バムケロの混雑ぶりが嘘のように客足も少ない。ほら、It's a Small Worldの絵だよと言っても子供がさして興味を示さなかったし、家人と僕は一昨年のを見に行っているしでさらっと流しただけ。ただ地方の得意先にブレアの大ファンがいて頼まれていたので図録を買って帰る。
連休も残すところあと一日。去年は子供の自転車の練習をしていたんだった。一年間、大きな事故もなくてよかった。