指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

すごく個人的な話題。

ゴジラ対ヘドラ [DVD] ゴジラ対ヘドラ
「ごみつ通信」でごみつさんのレビューを拝読し、すごく懐かしくなったので家人に借りて来てもらった。映画の内容はよく憶えていないけど映画館に観に行ったことは断片的に憶えている。当時僕は群馬県渋川市に住んでいて小学二年生だった。映画館は歩いて行ける距離にあった。クラスのいちばん仲のよい子とふたりで行った。雨が降っていたので傘を差していた。次回の上映作なのか「男はつらいよ」の看板が立っていてなぜかそれをふたりで長いこと眺めていた。それだけ憶えていてなんで映画の内容をまるで憶えていないかと言うと理解できなかったからだと思う。大人になって観ても実のところよくわからないところが多い。サイケでキッチュですごくシュールだ。前衛映画みたいだ。ウィキペディアで見るとなかなか大変な事情をかいくぐってやっと公開に漕ぎ着けた作品のようだ。特に低予算というのはなるほどと思わされる。
その頃は毎日日記を書いて先生に見てもらっていた。それにこの映画のことを書いたのも憶えている。実家にはその頃の日記帳が何冊かとってあるので、今度帰省したら探して読んでみたい。当時自分が何を感じたか少しはわかるかも知れない。そういう機会があったら追記します。