指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

一日でなんとかする年賀状。

25日までに投函することが勧められているので今日は重い腰をあげて年賀状の用意をした。ここ数年、干支の絵と「あけましておめでとうございます。」の文字を子供に書いてもらい、それをスキャンした画像をワードかエクセルに挿入してつくっている。子供に描いてもらう龍の画像は何日か前にウェブで見つけておいた。それを印刷してお手本にしながら白いコピー用紙に描いてもらう。でもどんな白い紙を使ってもスキャンして印刷するとバックに細かい汚れが入り、網目がかかったみたいな感じできれいに仕上がらない。そこで家人の手を借りて、透過したみたいにきれいにしてもらう。以前はレタッチソフトの消しゴムツールを使って僕が手動でやってたんだけど何しろ果てしなく時間がかかる。たまたま家人がそういうのの簡単なやり方を知ってることがわかって、以来任せている。
エクセルでレイアウトすると、予想より画像が縦長でほとんど葉書全体を覆ってしまうことがわかった。つまり、龍の絵と「あけましておめでとうございます。」しか入らず、日付とか住所とかを記すスペースが取れない。住所は宛名の面に一緒に印刷することにして、セルを微調整して「旧年中は」で始まり「よろしくお願い申し上げます。」で終わる短いメッセージと日付だけは小さな文字で入れた。龍の画像の横に、赤い文字で子供の名前を小さく描き赤い枠で囲って少し斜めにした画像を置いてはんこに見立てる。これももう何年も使っている画像だ。
宛名は専用のフリーソフトに入っているので印刷だけすればよし。最後に手書きのメッセージを少しずつ。子供は大体「また遊ぼうね。」で済ませてしまった。まあ別に構わないか。とりあえず一日で年賀状の用意は整った。これが終わると毎年本当に気が軽くなる。