指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

ニューヨーク・ニューヨーク。

重層的な非決定へ 吉本隆明著 「重層的な非決定へ」
吉本隆明さんの本で初めて買ったのがこれ。今いる部屋の書棚に背表紙が見えてるけど横積みになっているのですぐには取り出せそうもない。この装幀は菊池信義さんだろうか。分厚さにも驚かされるけどタイトルよりも著者名よりも先に定価を表示するというのがすごい斬新だと思った。埴谷雄高さんと資本主義の当時のあり方を議論したいわゆる吉本・埴谷論争が収められているのでそれとも呼応した表示の仕方なんじゃないかとも思われる。ちなみに今は新装版が入手可能で、装幀も定価も変更されている。
昨夜は寝酒を飲みながらパソコンにイヤフォンを挿してまたYouTubeの梯子。いろいろ懐かしい曲が見つかって感涙にむせぶ。昨日のふたつめのエントリーに引いたのは通っていた高校の応援歌でどちらも同じ曲です。SSは半ちゃんラーメンを一緒に食べる親友で、ほとんどの方にはなんのことやらわからない内容で本当にごめんなさい。
今日もYouTubeを懐かしいゲームの動画を中心に見ながら、思いついてシグマという会社のアーケード版「ニューヨーク・ニューヨーク」というゲームを探した。するとなんと一件出て来て驚いた。このゲームについて吉本さんは前掲書の中でゲームセンターから無くなるまで繰り返しやった、ニヒルなBGMがとても感興をそそった、というようなことを書かれている。確かにこのゲームのBGMはちょっと独特で僕もそれが好きで何度かプレイした。残念ながら動画ではBGMはオフにされているようだったけどそれでもそんな画像が残っていたなんてすごい。アップロードなさった方に感謝。
今日は自営について少し踏み込んで調べた。明日の面接は会場までに一時間半以上かかる見込み。遠い。