指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

JRダイヤ改正。

JRのダイヤ改正秋田新幹線E6系の赤いスーパーこまちがデビューすると言うのですごい混雑を覚悟の上で東京駅まで子供を連れて行く。昨日のうちに時刻表を調べると、日に発着合わせて八本しか無く8時56分に下りが一本発車し9時51分に上りが一本到着するということでそれほど長くホームにいなくとも二回見るチャンスがありそうだったので8時56分に間に合うようなタイミングでうちを出た。でも顔がきれいに撮影できる先頭のあたりはすでにすごい人だかりで子供が入れるような余地が無かった。最後尾はどうかと言うとそちらはE5系、エメラルドグリーンのやまびこと連結されていてそれはそれで面白い写真が撮れるけど顔をきれいに撮影することはできない。仕方なくそこは一旦諦めて、9時51分に賭けることにした。
子供と一緒に新幹線を見に行ったり撮りに行ったりは子供が幼稚園の頃から断続的に続けている。東京駅もおなじみだし上野駅なんかにも行ったことがある。でも今回は自慢の一眼レフを手にしてるので気合いが違うみたいだった。わざわざ東海道新幹線のホームにまで行ってN700系を撮ったりして時間をつぶす。残念ながらN700aにはお目にかかれなかった。次のスーパーこまちが到着する20分ほど前に到着予定の20番ホームの端に行くとすでに二十人以上が集まっていたけど、なんとか最前列に子供を押し込むことができた。おかげでかなりクリアな顔の写真が撮れたらしい。
撮ればそれで満足らしくてあっさり他の人に場所を譲ってこちらにやって来る。子供のそういうところを僕はとても好ましく思っている。そのやり方ならたくさんの人が混乱することなく順番にきれいな写真を撮ることができる。そういうのを公共性と言うんじゃないかと個人的には思う。JRの職員は柵から乗り出したり柵に寄りかかったりするのを止めるばかりでなく、写真を撮ったら場所を譲れというアナウンスもするべきじゃないだろうか。そうすれば人だかりも流動的になり、少なくとも今よりはずっと混乱の度を小さくできると思うんだけど。
記念の入場券を販売している、売り切れたらおしまい、というアナウンスを耳にしたので丸の内の南口まで買いに行くと運良くまだ販売中だったので購入。

今日は吉本隆明さんの命日だ。