指栞(ゆびしおり)

すまじきものは宮仕え。

博多ラーメン。

大塚にできたアトレヴィの中に「由丸」という博多ラーメンの店ができたと知り子供と一緒に食べに行った。ベーシックなメニューの「博多ラーメン」が680円で青ねぎときくらげ、チャーシューがのっている。麺の硬さもいくつかから選べる。いちばん硬いのは「粉落とし」という名前で後で福岡出身の家人に尋ねたらお湯に入れたらすぐに出してしまって粉を落とす程度しか茹でないという意味じゃないかということだった。
僕は自分ではラーメン好きだと思っているけど考えてみると博多ラーメンはそれほど好きな方ではない。あの独特の細麺の食感にはなじみが薄いし豚骨スープというのも味噌や醤油ベースのスープに比べると穏やか過ぎて弱い気がする。でも幼稚園に入る前から博多ラーメンのチェーン「一蘭」のラーメンを最低でも月に一度は口にし、年二回家人と福岡へ帰省する度に地元のラーメンは食べ尽くしてるという祖父や伯父に人気店へ連れて行ってもらっている子供は、ラーメンの中では豚骨スープの博多ラーメンがいちばん好きだと言う。「由丸」のラーメンもすごくおいしいそうで、替え玉をどんぶりに入れ追加のスープを注いで食べる姿には、なんて言うか堂に入ったものが感じられる。父親の知らない、博多のディープな文化に触れそこでの振る舞い方をしっかり身に付けて来たように見える。
店を出るとまた食べに来ようと言うのでおそらくまた行くことになると思う。運動会の応援団長で頑張った翌日には回転寿司を食べに行こうと約束している。