サザンオールスターズが復活した。別にライブとかに足を運ぶ訳でもないけど時期によっては日々の暮らしのBGMとして随分長い時間聴いていたなじみ深いバンドだ。サザンのものと桑田さんのソロのものと合わせてアルバムは何枚か持ってるけど若い頃にレンタル屋で借りてカセットテープに録音して聴いていたふたつのアルバムを、最近図書館で借りて聴いている。「人気者で行こう」と「KAMAKURA」。とても懐かしい。
桑田佳祐という人はもちろん才能にあふれてるんだろうけどその上にすごい努力家なんじゃないかと思う。ポップスならつくろうと思えばどんなジャンルの曲でもつくれてしまう気がする。好きな曲は本当にたくさんあるけど一曲と言われるとちょっとマイナーなんだけど「東京シャッフル」を挙げる。おそらくシャッフルというのはたとえばブギウギとかスカとか言うのと同じように曲のジャンルで、その形式に合わせてつくった曲なんじゃないかと思うけど桑田さんらしいえぐみのようなものがものすごく強く感じられていい。唐突な始まり方から終わりまでどこも聴き所と言うか息つく暇が無くて見事な出来映えだと今聴いても思う。
