指栞(ゆびしおり)

すまじきものは宮仕え。

ややこしい話。

午前中は塾を使わないので子供の同級生のお母さんで幼稚園の頃から家人が親しくしている人にごくたまに貸している。その人は親しい人向けに月に何回か小さな教室を開いてるんだけど会場の確保が難しいらしくスペース的にも手頃なうちの塾を使ってはどうかと家人が持ちかけた。わずかな料金をもらっているけどまあただみたいなものだ。ただこちらの思惑としてはお母さん仲間に教えているのだからもしかして教室に来てくれる中から塾に興味を持ってくれる人もいるんじゃないかというのがあって、実際にこれまでそういう形で塾に通うようになった生徒さんがひとりあり、一件でもそういう例があればスペースを貸しても充分に元が取れると言えそうだ。
それとは別に塾の生徒さんの間から冬期講習をおこなって欲しいという要望があり、試しにと思って有料で持ちかけるとほんの数名だけど来ることになった。すると前述の教室を開いているお母さんから、下の子を参加させたいという要望があった。生徒さんの学習状況や性格といったものを把握していないと短期間の講習では責任が持てないと思って対外的には一切募集をかけなかったんだけど、家人がその人だけには話をしていたらしい。あまり話したことはないけど僕も幼稚園の頃から知ってるお子さんなので他の生徒さんの半額以下で引き受けた。するとお母さんからメールが来てそれって一日分の料金ですかという問い合わせだったと言う。上の子を大手の進学塾に通わせていてその料金がハンパないらしい。いえいえ冬期講習合わせて数日分でその価格ですよ。しかも結構効果ありますよ。