指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

アウレリャノ、アウレリャーノ。

いつだったかブックオフでガルシア=マルケス全小説に収録された「百年の孤独」を105円で見つけて買った。最近読み始めたら主人公の名が「アウレリャノ・ブエンディア」とあり前に読んだときに慣れ親しんだ「アウレリャーノ・ブエンディーア」ではないのが違和感を呼び起こした。やっぱり前に読んだのを読み返そうと思って本棚の奥から埃だらけの旧版を引っ張り出したけどこちらは二段組みで何しろ文字が小さい。それにせっかく新訳があるんなら新訳を読んだ方がいいような気もする。どっちを読むべきかしばらく迷った。