指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

さらに筆記試験と面接。

テストを添削する在宅のバイトのために筆記試験と面接。小学生と中学生向けのテストが対象でどの科目を担当するかについてはこちらの希望を聞いてくれる。英数国ならどれでも大丈夫だろうと思ってその旨メールに書いて送ったら、電話がかかって来てとても丁寧な言葉遣いで筆記試験は一科目だけでいいので三科目中どれを受けるか尋ねられた。レベルはどのくらいですか、と逆に尋ね返すと、中学レベルから一部高校レベルくらいまでと言う。案外あなどれない気がした。実は今塾には中三がいなくて中三の数学はまだ半分ほどしか予習(復習?)していない。手も足も出ない問題はまあ無いとは思うけどここは大事をとって数学はパス。国語と英語で一瞬悩む。英語も中二レベルくらいまでなら日々接しているけど中三や高一レベルが出て来るとなると今ひとつ心許ない気がする。特にあまり使わない動詞の過去分詞とか忘れかけているし熟語もかなり忘れてると思うし英文を読むスピードだって遅くなってるに違いない。やはり国語がいちばん無難な気がして国語を選んだ。予備校に通ってる頃自己最高の偏差値をとったのも国語だったし。
それでどうだったかと言うとやはりそれなりに難しい問題だった。でもまあこちらもプロなのでそこはそれほど大きなミスをする訳にも行かない。逆に言うとこれで落とされたら結構へこむくらいにはできた。面接の人も大変感じが良かった。ただ待遇面では大したことないことがわかった。仕事は月に二、三週しか無いらしいし収入も期待しないようにと率直に言われた。在宅の仕事だし実はそれはそうじゃないかと薄々思っていたのでそれほどショックは無かったけど、受かっているにせよそうでないにせよまたふりだしに戻ったような気がしないでもない。