指栞(ゆびしおり)

すまじきものは宮仕え。

分別しろよ。

バイトでごみの回収があることはすでに書いたけど具体的にどういうことをやるかと言うと生ごみ、燃えないごみ、紙ごみに分けられた大きなごみ箱を開けて中身を別のごみ袋に移し替えて回収する訳だ。ところがふたを開けてみるとこれが全然分別されてない。「分別」という概念をまったく持たない人たちが相当数学校に来ているとしか思えない。紙ごみにドリンクの紙パックを捨てるのはいいんだけどストローは挿したままストローが入っていた細いビニールも付いたまま。菓子折の箱が捨ててあるのはいいとして、中に入ってる仕切りはプラスティック。紙ごみはリサイクルされるってでかでかと書いて貼ってあるのにだよ。他にもコンビニ弁当の容器を燃えないごみに捨てるのに同じビニール袋にコーヒーの缶が入ってたり。これを分別し直す作業にいちばん時間が取られる。紙以外のごみをそのまま紙ごみで通してしまうとどれだけのダメージが出るかわからないけどほんと水際ですごい苦労してるんだよ。分別くらいまじめにやれよ。
それと今日ひとつ気づいたことがあって手も汚れるし見栄えも良くないし臭うしごみの回収ほんとに心が折れるよと思ってたんだけど考えてみるとこういう仕事って誰とも競わなくていい訳だ。もう誰とも競争したくないと思って塾もがんばって来たしその観点からするとひとりでこつこつやれる仕事って理想的と言っていい。要は考えよう。それに気づいてからはこの仕事が全然いやじゃなくなった。ただごみ箱が僕の身長から見ると低すぎて腰に負担がかかる。今もちょっと痛い。何かうまいやり方を考えないと。