ここのところ毎週のように体験授業の申し込みがありかなりの確率で入塾が決まるので学年によっては生徒さんの数が当初予定していた定員を超えてしまった。定員になって以降は入塾を断るべきだったのかも知れないけど最近新たに入った生徒さんがすごくいい塾だと口コミを広めてくれ、それを聞いてどうしても入れて欲しいと頼まれたりして断れなかったということもある。今もひとりそのクラスに入りたそうにしている子がいるとある生徒さんから聞いたけど、経験から言ってそういう人は遅かれ早かれ実際にやって来る公算が高いのでさらにひとり増えるかも知れない。でもまあ机が足りない訳でもないしひとり入ればそれなりに収入が上がるのでぎりぎりまでは断るつもりも無い。塾を始めようと思って参考にしたマニュアル本にもできるだけ生徒さんの入塾希望は断るなと書いてあったし。小ブレークな感じだけど困ったのは学年によって生徒数に相当偏りがあることで何年か後にその人数の多い学年が卒業して塾を辞めてしまうと収入が一気に激減する恐れがある。ただある学年でそれだけ人気が出たということは他の学年でも追々評判が広まるということなんじゃないかと思ってそれに望みをかけている。もし万万が一全学年が満席になると年収一千万もあながち夢でもなくなるんだけどそれはそれで精も根も尽き果てる事態のようにも思える。でもそこまで行けばうちの子は就職せずに家業を継いで生きて行けることになるかも知れない、とか空想は果てしない。塾のために安い固定電話を契約したとき二年以内に解約なら違約金が発生すると言われて果たして二年ももつんだろうかこんな塾が、と暗澹たる思いだったのをすごくよく覚えてるけど今の経済状況を見る限り少なくともその違約金を払わずに済むことはほぼ間違いないようだ。もちろん楽な暮らしじゃないけど。