指栞(ゆびしおり)

すまじきものは宮仕え。

そろそろ一年。

バイトを始めてもう少しで一年が経つ。よい意味で手の抜き方も心得て来たし随分楽に働けるようになったと思う。でもたった一年で結構な数の人が辞めて行った。友だちどうしのNちゃんとTちゃんという外国人の女の子たち、現場の責任者みたいな仕事をしていたIさん、古参だったらしいKさん、僕より後から入って来た少しだけ年下の外国人Sさん、それにこの前の唯一の男性だったTさん、そして先週新たにOさんというおばさんが辞めた。入ったときにいた人の実に半数が一年以内に辞めてしまった。バイトなんてそんなもんだと言えば言えると思うけどどこか割り切れない思いが残ることも確かだ。人員は補充されて業務に支障が出てる訳ではないけどこんな風なスピードで人というのは移り変わって行くものなのだろうか。