指栞(ゆびしおり)

すまじきものは宮仕え。

カテキョはやめる時期なのかも知れない。

もう半年以上前のことだけど土曜日にカテキョに行くことになってその時間にしていた塾の授業を日曜日に回すことにしたので完全な休日というのが無くなった。祝日のみ塾を休みにしてるけど平均して月に一日くらいしか休んでいないことになる。でも前にも書いたように教える仕事というのは時給がいいし何しろお金が必要でもあったので―子供も進学したし―我慢して続けていた。この先も続ける覚悟だったことは最近も書いた通りだ。ところが今通って来てくれている中一の女の子のお姉さんが今年高校に入り、英語に不安があるので教えてくれないかと頼まれた。するとうちの子供も一緒に教えて欲しいと言う。どの時間帯で教えるか悩んだんだけど今は日曜の午前か夜しか空いていない。さすがに日曜の夜はイヤだったので、午前に教えることにした。週に一日も休み無しで、週四回夏期講習もあるのでさらにスーパーのバイトも加えると、たとえばある曜日なんてこんな風になる。早朝二時間スーパー、30分で帰って来て午前中から昼過ぎまで夏期講習、一時間半空けて午後二時から九時半まで夏期講習とそれに続く通常の授業。実に丸12時間働いている。夏期講習が終わっても今は無理を言って二時間に短縮してもらってるスーパーのバイトが元通り五時間に増えるだけなので大した違いは無い。多少慣れた部分もあるとは言え、体は慢性的にきつい。ここに至ってついに塾の時間割を全面的に見直すことに決めた。行き帰りの時間まで考えに入れるとどうしたって土曜のカテキョの時間が無駄だ。これを無くせば今より塾の授業数を随分増やせるし高校生にも無理なく対応できる。日曜日だって空けられる。そこでかなり苦労して新しい時間割をつくってなんとか日曜日は一日空けることにした。
ではカテキョはどうするかと言うと、派遣の会社に連絡して土曜に行くのが難しくなったと伝えるとでは新たな曜日を先方と打ち合わせて欲しいと言う。新たな曜日と言われても僕にはもうせっかく苦労して空けた虎の子の日曜日しか残っていない。先方はあなたに絶大な信頼を置いているのでできれば他の家庭教師に差し替えないで済むようにして欲しいとも言われた。ただしその生徒さんはスポーツ推薦狙いで、受験生である今でも日曜日の相当な時間を練習に割いていることは知っていた。だから日曜に移すのはちょっと難しいんじゃないかと思ったけど、まあものは試しだと思い前回カテキョに行ったときに親御さんの希望を聞いてみた。すると日曜日は隔週で一日中練習なので、練習の無い週は日曜日に僕に来てもらい、練習のある週は前日の土曜日に別の先生に来てもらいたいとのことだった。なるほど、そういう手があったか。その旨会社に連絡したのが二、三日前だけどお盆休みとかで今のところ返事は来ていない。でも僕の都合に他の先生が合わせるというのもそもそもどうなのかという気がする。カテキョはやめる時期なのかも知れないと思っている。と言うかやめたいのかも。