今月からいよいよ本格的に高校生に英語を教えることになったのは前にも書いた通りだ。相手は都立高に通う女子生徒とうちの子供。いやあ高校生に英語を教えるのは楽しい。うちの塾では中学生のうちからかなりきちんと英文法を教え、論理的に英文を和訳したり、和文を英訳したりしてもらっている。この前高校生になったばかりの子供が目的語の役割がやっとわかったと言ったのには拍子抜けしたが―つまりそれって中学生の間、英文法が全然わかってなかったということだから―わかる生徒さんにはわかってもらってるようだ。今の高校生はふたりとも基本的な文法が身についているのでそれを踏まえて構文の構造を解説する。それはもしかしたら自分はこのために生まれて来たんじゃないかと思われるほど楽しい作業だ。僕の尊敬する英語の諸先生方もこんなに楽しかったんだろうか。僕はこのふたりを大学受験まで指導することになるかも知れない。とするとその先生方とほぼ同じ仕事をすることになるんだろうか。肩を並べるとはとても言えないけど少なくとも同種の仕事をすることになるんだろうか。そうだとしたら、それは、身に余る光栄だ。
伊藤和夫先生について少し前に書き、おそらくアップしてなかった文章を明日の記事としてあげておきたい。
カテキョは結局僕の条件に合わせてくれるという先生が現れたと連絡があり、隔週の日曜日に行くことになった。僕としてはきっぱり辞める方がよかったんだけどあと半年彼が高校受験を終えるまで続けることになる。