指栞(ゆびしおり)

すまじきものは宮仕え。

ハロウィーンの終わり。

10月31日のうちに教室のハロウィーンの飾り付けはすべて撤収する。塾を始めて五回目のハロウィーンだけどこれは徹底して守っている。終わったコンテンツをたとえ一日でもそのままにしておくルーズさが嫌いだ。でもそうすると教室はかなり寂しくなる。二ヶ月後に向けてクリスマスの飾り付けにしてしまってもいいのかも知れないけど時期的にちょっと早いかなとも思われる。またクリスマスよりもハロウィーンの方がアイテムに楽しそうなものが多いことも寂しさに拍車をかけている。ハロウィーンが遊び心に満ちているのに対してクリスマスにはやはり神聖なイメージがつきまとう。この前触れたコンコンブルのフィギュアにしても持っているクリスマスものはハロウィーンもののおよそ三分の一だ。もちろん今年も何点かは買うだろうけど。
ハロウィーンとクリスマスにやっていた塾のパーティーは去年だかおととしだかやめてしまった。結構間が持たないからだ。途中でだれてしまうと終わった後の感じもあまりよくなくなる。また独特の気遣いが必要で疲れる。参加者が思ったほど多くないとそれはそれで切ない。いいことなんてあまり無い。でも授業の度にもらえるキャンディーは今も買い続けている。
キャンディーと言えばスーパーのバイトでハロウィーン前の数日キャンディーが与えられ、お客さんの中に親子連れがいたらあげて欲しいと言われた。それで品出し作業のかたわら子供の姿を見かけるとキャンディーを渡した。個人的にはそういう作業は大好きだし自分に向いてると思う。店長がやって来てさっきマスクをしたままキャンディーを渡そうとしたら相手に泣かれたという話をしたけど、僕もずっとマスクをしたままでどの子にも喜んで受け取ってもらえた。不思議なんだけどすごく子供になつかれるタイプみたいだ。子供にしか見えないキノコが頭に生えてるのよねと家人は言うけどまあ大体そんな感じかも知れない。おそらくそれはかなり若い頃からそうだったので学生時代に塾のまねごとをしていたときも生徒さんにはなつかれた。そのときも今も理由はよくわからない。電車の中で赤ちゃんに笑いかけられたりもするのでおそらく外見の何かにその秘密が隠されているんだろうと思う。本当に見えないキノコかも知れない。ちなみに頭に生えたキノコの元ネタは糸井重里さんのゲーム「MOTHER」だ。主人公が「こんらん」すると頭にキノコが生えその間コントローラーの上下左右が狂う。十字キーの上を押したのに左へ進んでしまったりということであれはすごくいいアイディアだったと思う。