指栞(ゆびしおり)

すまじきものは宮仕え。

さらにその後。

問い合わせ三件のうち一件だけ成約と書いたけど問い合わせから二週間も経って当然もう駄目だと諦めた頃に連絡があってもう一件成約した。つまり十一月で三名の生徒さんが新たに入ることになった。この時期に入って来るというのは結構珍しくて去年も辞めるばかりで入って来ないこの時期にいちばん苦労した次第だ。でも今年はちょっと違うみたいだ。二月いっぱいで受験生が辞めるので一定量の減収になることは明らかだ。その減収に負けないくらいの増収を今のうち、今から三月までのうちに確保しておければ理想だ。ひとり小学生の生徒さんが来年三月から入りたいと先月だったか連絡をくれていて首尾よくその子に入ってもらえれば今月の三人と合わせてほぼ受験生の穴を埋めることができる。でもまあそう思い通りに行かないのがこの仕事とも言える。少しずつでも毎年上向いてくれるといいんだけどいつまで経っても堂々巡りみたいな気がする。