指栞(ゆびしおり)

すまじきものは宮仕え。

バイトはとりあえず辞めないことにした。

教えるというのは意外に体力勝負なところがあるので特にいい授業をした後というのは充実感もすごいけどその分疲れる。ここ最近熱心な生徒さんが何人か入って来てくれていることもあって力のこもった授業をする機会が昨年度より格段に増えた。なのでなんだかいつも疲れている。その上での早朝からのバイトはきつい。ところが売り場の責任者が折れてくれて拘束時間が七割に減ったらかなり楽になった。それでもうしばらくバイトを続けてみる気になった。ネックの人間関係だけど前はそれでもバイトの稼ぎが無ければ暮らして行けなかった部分があったからある程度我慢しなければならなかったけど今はいつ辞めてしまっても構わないし気の合わない人と無理にコミュニケーションをとる必要もなく、目を合わせないと言うかあたかもそこにいないかのようにやろうと思えばできそうなのでそんな風にしてやっている。自分の担当でない売り場の人の中に感じよくしてくれる人も多くてそういう人たちとはなんとなく別れがたくも感じている。それにわずかな金額でも月に数万円貯金に回せれば子供の進学とかにも少しは備えることができる。来月になったら買えるかなと思い続けながらずっと買うのを我慢しているものなんかもあって(アディダスのスニーカーとかブルックス・ブラザーズのネイビーのブレザーとかプレステ4とか)、どれか一つになら来月マジで手が届くかも知れない。つまりバイト代は生活にとって必要ではない余分な収入となった訳だ。前のバイトはそうなった瞬間に辞めたし今回もその予定だったけど少しはお金が余るというのも悪くなさそうだと考え直した。不安要素はまだまだ山盛りだけど単純に収入だけを比べれば現状勤め人の頃より少し上の位置まで来ている。