指栞(ゆびしおり)

すまじきものは宮仕え。

日本シリーズを観ている。

 中継があってもナイトゲームの時間帯はほぼ仕事だしデイゲームの時間帯はほぼ昼寝をしてるのでペナントレースの試合というのは観る機会がほんのたまにしかない。これは前の仕事を辞めてから大体毎年同じだ。今年は新型コロナ・ウィルスの影響でペナントレース自体が短かったということもある。だから日本シリーズ初戦のソフトバンク・ホークスの先発千賀選手はさすがに知ってたものの二戦目先発の石川選手があんなにすばらしいピッチャーであることは知らなかった。二戦目はホークスの歴史的大勝利になったけど石川選手からツーランを放ったウィーラー選手は大したものだと思う。
 Yahoo!のヘッドラインを見ると「なぜジャイアンツはホークスに歯が立たないのか」とかかなり歯に衣着せぬタイトルも見られて読むと相当おもしろい。あちこちでファンも含めていろんな人がいろんなことを言ってるのでこれに触れるととっちらかるしかないんだけど読んでるとホークスも確かに強いけどジャイアンツもぼろぼろに弱いということになりそうだ。昨年の同シリーズでホークスに四連敗して日本一を逃したのに一年間何をしてたんだという声から最低でも四戦はしなければならないのに先発投手が四人思い浮かばないとか打線は150キロ以上の速球は打てないとか全力疾走しないとか守備につくのが遅いとか球回しが適当とか負けててもベンチでへらへらするか逆に意気消沈するかでなんとかしようという気概が感じられないとか監督は打つ手なしだとかキャッチャーのリードが駄目だとか守備が草野球レベルだとかピッチャーがびびりまくってるとか本当に言われたい放題だ。そしてそのすべてがおそらく正しいような気がする。ではなぜそんな体たらくでリーグ優勝できたのかと言うと昨年以上にセ・リーグパ・リーグの実力差がついているということだと多くの人が言うし僕もまったくその通りだと思う。特にホークスはチーム内の競争が激しいために選手が常に緊張感と危機感を持っているという話は説得力がある。個人的には競争原理というのは肌に合わないしできる限りそれから離れた場所に身を置いておきたいと思うけどスポーツ選手と言うか広く勝負を生業としている人にはそれがとても大切だということはわかる。この分ではジャイアンツは昨年同様ホークスに四タテを食らう可能性が高い、と言うか素人目にもホークスが負ける要素が見つからない。強いて言えば周東選手が二試合ノーヒットということくらいで確かに周東選手が盗塁すれば盛り上がるしホークスの勝ちパターンにつながり易いかも知れないけどそれがなくても充分勝てる。ただ周東選手自身のために早く一本ヒットが出ればいいなと思ってるだけだ。明日明後日は仕事で中継が観られないけど何も心配していない。ちなみに家人も子供もダイエー時代からのホークスのファンです。