指栞(ゆびしおり)

すまじきものは宮仕え。

ビリー・ジョエルのアルバムではこれがいちばんいいと思う。

ニューヨーク物語

ニューヨーク物語

 

 邦題は「ニューヨーク物語」でリリースは1976年。原題の「Turnstiles」は改札口という意味だそうだ。調べてみたけど一曲もシングルカットされていないようだしアルバム自体の売上げもはかばかしくなかったみたいだけどこのアルバムがいちばんいいと個人的には思う。「Say Goodbye to Hollywood」は1981年になってライヴ盤がシングルになっていてそちらはチャートでも結構いいところまで行った由。でもライヴ盤というのがあまり好きではなくスタジオで録音されたこのアルバムの同曲の方がいい。「Summer, Highland Falls」、「New York State of Mind」、「I've Loved These Days」、「Miami 2017」などピアノが美しい曲ばかりだしそれ以外の曲もみんないい。随分聴いたはずだけどまったく聴き飽きてないし今でも新鮮な印象を与える。確かにこのアルバム以降のこの人の代表曲はキャッチーなものが多いけどそれがひとつも入っていなくともこれだけのアルバムがつくれたということだ。それがすごい。