指栞(ゆびしおり)

すまじきものは宮仕え。

がっかり。

 ウェブ経由で体験授業の申し込みが来るとまずパソコンから返信しそれに確認のため後ほど電話をかける旨とかける大体の時刻とを記す。それからたいていその日のうちに一度電話して確認を取る。と言うのは先方のメールアドレスは携帯電話のものが多くパソコンからのメールがブロックされてる場合が結構あるからだ。先ほどメールをお送りしたんですが届いておりますでしょうか、と尋ねるとなん人かにひとりは来てないと言う。そういうときはその電話で用件を伝える。事前に体験授業を希望する日時を書いてもらってるのに対してそれで大丈夫だからその日時に来て欲しいとか、その時間は生徒さんがたくさんいるので別の日時に変えて欲しいとか、当日持って来るものとか、保護者も同席するかどうかの確認とかそういうことだ。もちろん電話がつながらない場合もある。留守電があればメッセージを残すしなければ少ししてかけ直す。電話していい時間帯も予め書いてもらってるのでその時間内で何度か電話する。すると先方から折り返しの電話が来たりすることもあってたいていはそれで連絡がつく。それでもつながらない場合はパソコンから送ったメールと同内容のものをスマホから送る。スマホのアドレスならブロックされてない確率が高いようだからだ。
 それだけのことをしてもなんのリアクションもない場合がある。先週来たメールの場合は来た日にパソコンから返信し電話を数回かけて留守電にメッセージを残しさらにスマホからもメールしたけどその後なんの音沙汰もない。こちらに対してこれだけ礼を尽くす気がないんだからかなり期待薄なんじゃないかと思ってたらその日から五日目の今日突然メールが来て申し訳ないけど他の塾に決めたので体験授業はキャンセルしたいとある。まあ入る気もないのに体験を受けに来られるのも迷惑だけどこういうのも相当がっかりする。ほんとはそんなので落ち込んでいてはやってられない仕事なんだけどそれでも。
 その直前の体験希望者は保護者が着いて来ないと言う。この前も書いたばかりだと思うけど保護者が同席しない体験希望者は塾に入らないケースが多い。授業を親に見られるのが嫌と言う生徒に親が従ってるからでそういう風に子供の顔色をうかがってる親は当たり前だけど子供に対して強く出られないからだと思われる。この場合が正にそうで結局保護者から断りのメールが来て本人がまだそれほど勉強したくないと言ってるとあった。その学年は週に二回の通塾になるんだけど本人と話したとき一回にならないかと質問された。一回では勉強を見きれないので二回にしてる訳でそれはできないと伝えた。その週二回というのが嫌だったようだ。
 合わせてこれで二連敗なので気分はあまりよくない。でも考えてみればその前が二連勝だったのでこれでイーブンか。来週も体験授業が予定されていてこちらは双子ということなのでまた一気に二連勝を狙いたい。