指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

ドデカミン飴を買いに。

 ドデカミンというドリンクの飴バージョンというのがあって結構な数の生徒さんの大好物だ。ただし全く興味を示さない生徒さんもいるという不思議な飴でもある。僕自身は栄養ドリンク系のなんかこうケミカルな香りが苦手なので食べたことがない。ところでうちの塾では毎回決まった個数の飴の他に学校のテストを持って来ると点数に応じてご褒美の飴をあげることになっていてこの前小六の男の子が全部で六個獲得した。ところがこの子が大のドデカミン飴好きでたまたまそのときこの飴がなかったので六個分の権利を保留しておいてまたドデカミンが入ったらまとめて六個欲しいと言う。そうまで言われては買いに行かない訳には行かない。でもこれが近くのお店には売ってなくて週に二度ほど行く割に遠めのJR駅近くの百均にあったのを見つけ遠いけどまあ生活圏ではあるので重宝に思って何度か買ってたら最近品切れになってしまった。すると知る限りではわざわざ池袋のサンシャイン・シティーダイソーまで行かないと買えない。それで今日はほぼそのためだけに池袋へ行くことになった。サンシャインで飴を買ってしまうと特にやるべきことも思いつかない。成城石井で飲み物を買ってベンチに座ってふたりで飲んだ後家人が子供のシャツを買うのにユニクロに行きたいと言うので駅方面に向かって歩く。僕は思いついてユニクロのほぼ向かいにあるブックオフへ高木さんの続刊が安くあるか見に行くことにした。子供のシャツは見つからなかったけど高木さんの11巻と同じ作者の「くノ一ツバキの胸の内」(すごい!くノ一を一発で変換したATOK!)の1巻が110円であったので喜んで買う。その後僕の常備薬を買ったりGUで再び子供のシャツを探したりそれなりにいろいろやることができた。ちなみにGUで買った子供のシャツは長袖のTシャツでレイヤーで着てもいいという文句が書いてあったのでなるほどと思って僕も一枚買った。これを下に着て村上Tシャツを上に着たらよさそうだ。それから念願のサブウェイでお昼を買って帰宅。ふたりで一杯飲んでから昼寝はいつものパターン。
 やって来たくだんの小六男子は首尾よく飴にありつけた。高木さんの11巻とくノ一は濫読小五女子が借りて行った。僕もまだ高木さんの11巻しか読んでないのに。