指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

膝の痛みがちょっとよくなる。

 朝起きたときにはほぼ昨日と同じくらいかもしかしたらやや悪くなってるようにも感じられた膝の痛みは昼寝から起きると随分いいように思われた。理由はよくわからない。とりあえず湿布を取り替えて痛み止めを飲む。家人がホットカーペットが壊れたようなのでこれから買いに行くと言う。確かにこの時期ないと困る。ちょうど子供がいたので荷物持ちで着いて行ったらと言うとすぐに立ち上がる。それでふたりで出かけて行った。時間なので僕も塾に出かける。今日は授業ができそうだ。なるべく歩かなくてもいいように問題が解けた生徒さんにはこっちまで問題集を持って来てもらって採点と解説をする。ホワイトボードでの解説もたまたま必要なくて助かる。夕方になって家人からラインが来て今お茶してるんだけどどうせなら夕食を済ませて帰ろうと思うと言うのでそりゃいいと思ってそうしなよと返す。あなたは何食べると言うのでお昼に炊いたご飯が残ってるならネギとかつぶしで充分なのでインスタントのスープか味噌汁を買って来て欲しいと頼む。デパ地下でなんか買って行こうかと言うのでそんなには食べられないと言って断る。
 手が空いた時間に数学の予習をしておく。英語はほとんどの場合ぶっつけ本番でも全然平気だ。でも数学は学年や単元によっては予め自分で解いておかないと解説で困ることがある。特に図形の問題なんかは自分で解ける場合はいいとして解けないと解説を読んでも何が書いてあるのかわからないこともあってそれはさすがにまずいので割に必死に読み込んで理解する。でも同じ問題を翌年教えようとするともう忘れてる。まあもともと数学は苦手だったので致し方ないのかも知れない。センスの問題もあるよね。
 家人と子供は「びっくりドンキー」でハンバーグを食べてホットカーペットも買えたそうだ。僕はそうでもないけどふたりは「びっくりドンキー」大好きなのでよかった。ただこれから帰ってひと仕事になる。ホットカーペット敷くのはなかなか大変だろう。
 この分で痛みが治まれば明日は外出できるかも知れない。図書館にCDが届いたと連絡が来てるし借りてる分も返したいのでできれば出かけたい。出かけないと気分が暗くなるみたいだから。あと痛いのもすごく悲観的な気分にさせる。家人は小説家に見切りをつけてまんがを描くと言ってマッキントッシュタブレットを取り出している。僕も前向きに動き出さなければならない。