指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

村上春樹ライブラリー十五回目とバイト初日。

 昨日は今年初めての村上春樹ライブラリー。顔見知りのスタッフさんがふたりともいて新年の挨拶など交わす。読んだことのない作品を探してチャンドラーの小説から言葉を選び出した本を読み始める。これがなかなか沁みる。今日は全集じゃないんですかとスタッフさんに話しかけられたので解題は全部読んじゃったので読んだことのない本を読んでますと返す。ちょっと早めに引き上げて遠回りして三人分のお弁当を買って帰る。午後はいつも通り。「紅の豚」見ててブログ書く時間がなくなった。
 今日はバイト初日。面接をしてくれた人とは別の若い女の人が対応してくれて書類の書き込みや押印など事務的なことを済ます。今月分のシフトもこのとき入れられる。週三日という話だったけどいざふたを開けてみると残り半月で全部で十日くらい入ってよいということで助かる。時期にも拠るんだろうか。ただ人手は割に足りないらしい。週五日入れるならもうひとつバイトを探さなくてもよさそうだ。仕事は三人での交代制で三十分現場に出て十五分お休み(と言ってもお休みの間にも雑務があるんだけど。)の四十五分サイクル。ひと通り全部やってみて特に難しいことはなさそうだったのでほっとする。現場のスタッフはみんな若い。仕事を教えてくれた女の子は大学を出て今春就職すると言うし背の高い男の子も学生だと言う。このふたりは割に気さくで話しやすくてよかった。いろいろ細かいアドバイスもしてくれた。暇なバイトだってみんな言いますよと男の子が教えてくれる。じゃあトラブルとかなくて比較的平和なんですかねと尋ねるとでもあまり口にしたくないこともたまーに起こりますと言う。なるほど。最後に思わぬ力仕事が待ち構えていてちょっと腰をやってしまった。今のところ午後の授業に差し支えはないけどあれは老体にはきつい。後日会社と相談かな。