指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

劇場版二回目。

 来場者プレゼントの「からかい上手の高木さん・映画巻」というのが欲しくて劇場版二回目に行って来た。不思議なことに一回目よりよかった。やっぱり誰かと行くとその誰かの視点まで気にかかって集中できないのかも知れない。映画巻というのは映画のストーリーが作者の手で描かれたものかと思ったらそうではなくてそれは短篇程度にちょっとだけ収録されてるに過ぎなくて後はほとんど資料集といった趣だ。単行本に収録されてる「消しゴム」という作品は絵が随分違ってて高木さんがあんまりかわいくないんだけどそれが描き直されてるのはまあ結構うれしい。いいお話だしね。でも塾に置いといても子供たちは喜ばないだろうな。
 この前食べた一蘭がおいしかったので映画の後また食べに行く。でも一杯980円替え玉210円はどう考えても高すぎる。さすがにラーメンの価格帯を超えてると思う。この後世界的な小麦不足のあおりを受けてさらに値上がりでもしたら金輪際食べに行かないかも知れない。今日も午前10時前という時刻のせいもあると思うけどがらがらに空いてた。その後サブウェイでふたり分の昼食を買って帰る。ハニーオーツに照り焼きチキン野菜多めにオリーブが家人。僕はウィートにチリチキン野菜多めにピクルス。せっかくひとりで池袋にいるんだから他にも何かすればいいんだけど映画を観てラーメン食べてサブウェイ買ったらもう疲れ果てている。それで帰る。
 帰るとあまり親しくもないけど何度かシフトが一緒になったことのある男子学生から一対一でラインが来ている。バイト全員が属してるグループラインでアカウントはわかってるのでその気になれば直にラインで連絡することができる。という訳でこれまでに社員でシフト担当のしーちゃん、バイト仲間のうっちゃん、それに同じバイト仲間のひろたんと全部で三人と直にやりとりしてきた。同様に彼も直に連絡してきて明日の午後7時からのシフトに急に入れなくなったので○○さん(僕のこと)入ってもらえませんかという打診だった。木曜日は夜の仕事がないので入ろうと思えば入れなくもない。つかこの職場はバイトを急遽休むときに代役を探してから休めという決まりになっててそれはよくある会社側の言い分ながらウェブでちょっと調べるとそれが不当なことはすぐわかるんだけど律儀に守ってる子が割にいて個人的にはそういう依頼が来たら万難を排しても代わりに入ることにしている。自分の子供が同種の悩みを抱えてたらやっぱり誰かに助けて欲しいと思うから。彼らはうちの子とほぼ同じ年代だし彼らを助けることはうちの子を助けることのなんて言うか代理行為なんだと思う。それで入れる旨返すと感謝の言葉が返ってくる。よかった。でもバイトを休むなら代役を探してからというのは不当だし法的にいっても無効だからということを周知しないと彼らのプレッシャーは軽減できないかも知れない。シフトのしーちゃんのご機嫌を損ねたくはもちろんない。でもどこかで言わなければならないだろう。いやいつかじゃないかできるだけ早くに。昨日のエントリはうまく書けてないと思ったのでたくさん書き直した。それでも我ながら不満が残るけど今のところ仕方ない。