指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

もう時間がない。

 朝七時過ぎにシフト係の「若造」から直にラインが来て今日の午後のシフト一時間延ばしてラストまで入れないかと打診された。前にも書いた通り学生さんのバイトに対してはよくあると言うピンポイントでのシフトの依頼を僕はあまり受けたことがない。関係の良好なしーちゃんからならわずかにあるけど「若造」からはこれまでなかった。逆に言うと「若造」はなんらかの節を屈して僕に頼むほど困ってるということかも知れなかった。それで心という観点で言えば彼と僕にはほぼまったく接点がないけれどまあ助けてやるかと思って入る旨ラインを返した。それで入ったら三時間受付の仕事だったのはいいとして日曜日のプールというのはまー忘れ物が多くて忘れ物というのは処理が本当に面倒くさくてしかも終業してからの処理なので当然時間通りになんか帰れない。でもまあ今日に限って言えば最後までつき合ってくれたのが院生のヤカさんだったので僕としては結構楽しかった。彼女からはほんとにいつでもある種の好意を感じとることができる。問わず語らずに彼女にも同じものが伝えられてたらうれしい。
 今日のスイムは28分01秒で千メートル。昨日より四分以上遅くてアップルウォッチを止めたときにはアンビリーバボーだったけど一度もきついと思わなかったのでこれはこれでありなのかなと思った次第。いつでも全力。という訳じゃなく楽に泳ぐ日もあっていいんじゃないかという気がする。明日はどっちだ?