指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

七月の予定。

 毎年のことなのにいつからそうなるのか覚えられないんだけど夏になるとプールの営業開始時間が早まる。一時間半くらい前倒しになるんだったと思う。もちろん監視員の勤務時間も人によっては長くなる。人によってはと言うのは一時間半早くなっても普段と同じ時間帯に働きたいという人もいるからだ。よくわからなかったのでバイト一年目の夏はとにかく朝イチからシフトに入り三十分とか一時間とか働いてから塾で夏期講習をして午前の遅い時間帯にまたプールに戻って数時間働き曜日によっては夕方からまたシフトに入ったりしていた。受付の女の子から○○さん(僕のこと)は一日三回も出勤するんですねと言われたのを覚えている。結構きつかった。それで二年目の去年は朝イチの出勤はやめにして夏期講習が終わった後に数時間シフトに入った。ところがこれでもまだそこそこきつい。という訳で今年はどうしたもんかなと考えている。ただ今はたまたま受験生がいないので夏期講習をやってもそれほど熱心に来る生徒さんは少ないんじゃないかと予想される。だったら夏期講習を縮小してバイトに全フリする手もありそうだ。ただし前にも書いたように生徒さんがひとりでも来てくれたら時給換算にすればバイトよりは割がいいしふたり集まればバイトの時給の倍になる。五人とか集まった日にゃ五倍以上になる訳でそこは慎重に見極めなければならない。体の負担だって比べものにならないくらい小さくて済む。バイトのシフト希望は前月の中頃くらいまでに出さなければならなくて通常僕は一ヶ月分まとめて出すことにしてる。でも半月分でも構わないということなのでとりあえず十五日分だけ出して夏休みに入る七月後半の希望は遅れて出そうかと考えている。などとここまでつらつら書いて来て今さらのようなんだけどそんなことよりずっと大きな問題がある。それはプールの営業開始が早まった場合その早まった時間のさらに前に行って泳ぐことが可能なのかということだ。去年の夏は泳いでなかったのでわからない。グレートマザーまーさんは勤務のある日はずっと朝泳ぎに行ってるみたいなので今度シフトが同じになったら尋ねてみよう。朝が駄目だったら塾が終わってから泳ぎに行くしかない。でも他にお客さんがいると泳ぎにくいしできたら朝行けないかなあ。などと考えている。
 今日のスイムは25分15秒で千メートル。でもきつかった。腕が重くてまあそういうことはよくあるんだけどあったとしても二百か三百泳ぐと筋肉がほぐれるのか自然に解消されるのが普通だ。それが千メートルまでずっと続いて嫌な感じが残った。明日はどうなるだろうか。ちょっと不安に思ってはいる。