指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

ひたすら時間をやり過ごす。

 夏休み独特の労働パターンにももうそろそろほんとに心の底からうんざりして来た。バイトも夏期講習も通常の塾の授業もとにかく終わりの時刻がやって来るのをひたすら待ってるだけだ。始まる。終わる。次の仕事に取りかかる。終わる。次の仕事に取りかかる。終わる。救いは家人と行く買い物とアルコールあとは食事くらいかな。食事ったってもちろんぜいたくなものを食べてる訳じゃない。安くておいしいものを探してちまちま食べてるだけだ。でも時にはその安くておいしいものがまじで生きて行くよすがになることがありうる。今日はおいしいアテが百円ちょっとで手に入ったから晩酌にそれを食べることを楽しみに午後もがんばろうみたいなね。つましい。
 二日間お休みしたスイムを今日は無理矢理再開。塾が終わってから泳ぎに行く。千メートルを24分38秒と久々に25分を切る。ほとんど他のお客さんを気にせずに泳げたのがよかったのかも知れない。孤高の野良スイマーに戻れるまであと十日あまり。