指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

ラスト一時間バイトに入る。

 バイト先のプールでは土日の夕方以降たいていお客さんが少ない。土日の夜は塾がない。それにお客さんが少ないというのが実は僕がバイトに入るときの最優先事項なのでなるべく希望を出すようにしている。でも学生さんたちの間では土日の夜はあまり人気がなくて入る人が極端に少ない。勤務の一週間前の段階で仮のシフトを見ると数時間僕だけしか希望を入れてないということも結構ある。そういうのを目にすると初めは戦々恐々としていたもんだった。最近はそんな場合でも誰かひとりくらいは後から手を挙げてくれる人がいるとわかってきたのでまあ安心している。ただし何度も書いてるようにふたりで数時間というのは夏のこの仕事の場合かなりつらい。先々週先週と二週続いて日曜日が直前までふたり態勢の予定になってて覚悟してたらどちらも前日になってバイト最年長のデタさんが急遽入ってくれることになった。なんでもシフト係の誰かから直に電話があって泣きつかれたそうだ。この人は日曜日でも他の仕事を不定期でやってたりして大変そうに見えるんだけど入ってもらえればそれはもう助かる。そしたら今日はデタさんがラスト一時間半ふたり態勢だとわかった。塾が終わってからじゃ一時間しか入れないので一時間じゃしょうがないかなと思って今まで手を挙げたことがなかった。でも新しいシフト係に念のため尋ねると一時間でもいいから入って欲しいということだったので今日はラストまで入ることにした。デタさんへのささやかな恩返しのつもり。でも一時間でいいんだったらこれからもちょいちょいラストだけ入るかも知れない。
 今日のスイムは生徒さんがお休みだったため夕方行った。25分58秒で千メートルとかなり不本意だけどあと十日できるだけ休まないようにしたい。