指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

肉より魚。

 海のない県を父親の仕事の関係で行き来して育った。でも母親はたぶんすごく積極的に食卓に魚料理をあげてたという記憶がある。季節になれば秋刀魚の塩焼きなんて毎日のように食べてたし(その頃の秋刀魚は本当に安かった。)焼き鮭の朝食なんてのも日常だった。その気になれば家人もとても料理のうまい人だ。でも母親は世代が古いだけあってもう少しだけ献身的に料理をしてくれてたと思う。なにしろ出来合いのものを子供に食べさせるのは性分に反するといったタイプなので。だからパンでもクッキーでも自分で焼くし漬け物は漬けるしできるだけよそで加工されたものを避けたいと思ってたんだろうなあの人はという気がする。
 そのせいかどうか最近は魚を食べたい欲望が高まっている。よく行くスーパーでは焼き魚が割に安価で売られていてしかもとてもおいしい。だから最近は安いのを選んで魚ばかり夕食に食べてる。鮭とサバが多い。この前アジの塩焼きを買ってきたら小骨が多くて食べるの大変だった。まあ魚は食べるの大変で当たり前なので仕方ない。こういう風に肉より魚食べる感じで生きて行きたいかな。