指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

なんとか泳ぎ続けている。

 昨日は朝いちで谷川俊太郎さんの訃報に接しなんだかとても寂しく心細くなってひとり涙を流した。谷川さんのような柔軟な知性が辛うじて世界の均衡を保ってくれていたようなそんな気がした。谷川さんというおだやかなつっかえ棒を失った今世界はよくない方向へと急速に傾斜して行くんじゃないか。今だって世界はそんなにいいところじゃないかも知れないけどもっとそれ以上に。そんな気がした。
 朝泳ぎに行った。タイムがあんまりふるわないのでちょっと意識的に縮めようと心がけて泳いだ。すると24分18秒とまあまあのところまで戻すことができた。心拍数の最高は141でちょっと前に150に達したのに比べればまだしも余裕があるように見えるし実際苦しくてどうしようもないということもなかった。ただし一昨日の心拍数は最高で128だったのでそれよりは負荷がかかったかなという程度だ。128が楽し過ぎとも言えそうだ。もう少し負荷がかかるように意識してもいいのかも知れなかった。
 火曜日は夜まで授業がないので昼寝から起きた後お茶でも飲みに行こうと家人とバスで出かける。すっかり暗くなっていてあちこちのイルミネーションが美しい。ティールームで家人はチャイを僕は温かいダージリンを飲む。すごく感心するほどおいしかったという訳じゃないけどわずかな自由時間に家人と出かけるのはとても楽しいのでよしとする。その後サーティーワンアイスクリームでアイスを食べる。普段そういうのは一切口にしない。ただやはり疲れてるからか不意に甘いものが食べたくなった。おいしかった。帰りは電車に乗って最寄りの駅近くのスーパーでちょっとだけ買い物をしてから図書館で届いていた本を受け取り郵便局で子供の奨学金が振り込まれる口座と自分の年金が振り込まれる口座の両方の通帳に記帳する。子供の最後の学費の請求書がこの前届いたので確認したら拍子抜けするほど安かった。今の残高でおつりが来る。奨学金は三月までまだ四ヶ月振り込まれることになってるので軽く十万円以上は残る。それはこの前残高が足りなくて持ち出しにした十万円を差し引いて残りは子供のものとなる。それがこの前運が向いてきた気がすると書いた根拠だ。すごくささやかなものに過ぎないけど。年金の方は今月分の生活費に一部回さなければならないので残高を確認しておきたかった。今月は度々触れてる通りバイト代がわずかなものだったので結構まとまった金額を年金から取り崩さなければならない。使い切ってはしまわないけど残金はかなり少額になる。来年は自宅と塾の契約更新が重なるので最低限そのふたつを払えるくらいは残しておきたい。でもどうなるかはわからない。冬期講習をやったとしてもそう大した金額にはならないだろうしなあ。たださっき書いた通り持ち出した学費を奨学金から返してもらうとなんとかなるかなと考えている。相も変わらぬ綱渡りが続く。
 今日のスイムは23分52秒で千メートルと実に久々に24分を切った。心拍数は最高149。でもそんなに苦しくはなかったのでこれくらいの感じで今後も行けるとうれしい。