指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

今日から三日間バイトは時短。

 今のバイトのシフトは当日までに割に刻々と書き直される。前日の深夜に確認したものが翌日の朝には変更されてるなんてこともまじである。今のシフト係のトメさんはそういうのをいとわない人みたいですごいこまめに書き直してる。と言うといいことのように聞こえるかも知れない。でも使われる方としてはたまったもんじゃないと思わされることも多い。昨日確認したスケジュールが今日になって変わってたらこれは困ることの方が圧倒的に多い。今月後半のシフトが出たとき今日から三日間僕は三十分ずつ希望よりも勤務時間を削られていた。だから家人にはその旨伝え家人も喜んでいた。三十分早く帰れると一緒に買い物に行くことができる。ふたりともそれを結構楽しみにしてる。それが三十分後だと昼食や昼寝の時間を充分に確保しようとした場合家人ひとりで買い物に行ってもらうしかない。じゃあ初めから一緒に買い物に行ける時刻までのシフト希望を出せばいいんじゃないのという話に思われるかも知れない。でもそれだとバイト代が希望の金額に届かない。たまになら三十分削られてもいいけど恒常的に三十分短くしておく訳には行かない。そんなとても微妙な立ち位置に今はいる。それが何日か前に更新されたシフトではなんの予告もなくしれっと三日とも希望通り三十分後の時刻にまで変更されていた。いやいやいや削られたから家人にもそう話してふたりで楽しみにしてたのに事前に許諾を求めることもなく元通りにされてもこちらにも心づもりというものがある。そう思ってトメさんにラインして削られたんで他の予定を入れたからこの三日は最初のシフト通り三十分短い勤務にして欲しいと伝えた。不機嫌そうに「かしこまりました。」のひと言だけが返事としてやって来た。でも正直機嫌を悪くされても困る。人が充分足りてるという判断で誰かのシフトを削ったのならその後自分の判断ミスに気づいたからと言って何事もなかったかのように元のシフトに戻そうったってそうは問屋が卸さない(古い?)。削るなら削るだけの覚悟を持って欲しい。極端な話生殺与奪の権限をあなたは握ってるんだよ。それが重責であることを片時も忘れないで欲しい。そういう意味を込めて送ったラインだった。わかってもらえたかどうかは知らん。
 子供は朝早く旅行から帰ってきて大学に行った。前述の通りバイト後に塾で待ち合わせて家人と買い物に行った。そういうのがとても楽しい。授業は夕方だけ。夜の生徒さんは都合で昨日来て今日は休みだった。なので家人と日高屋へ行き餃子で生ビールを飲んでそれぞれ好きな麺を食べて帰る。そういうのもすごく楽しい。帰りしなに細々した買い物をする。ひたすら楽しい。結婚はとてもとても難しい選択だと思う。でも正解に辿り着いたら一生楽しい。僕らの頃とは条件が違いすぎるかも知れないけど若い人はうまく見極めて気の合う人を探して欲しい。まあうちの子は結婚する気がないみたいだけど。
 今日のスイムは25分06秒で千メートル。まあいいかな。