指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

お見舞いに行きました。

 こんばんは。という訳で今日は病院に行きました。前の会社でお世話になった方が認知症プラス胃ろうの状態でそう長くはないということでお別れを言いに行こうとその会社を紹介してくれた大学の友人(この友人にも名前をつけておきましょう。前につけたかな。チカちゃんで行きましょう。僕とおんなじ六十一の男性ですが。)が連絡をくれたので入ってたバイトをキャンセルして行きました。その方の甥っ子がその会社でバイトしてたことがあり今はその方のケアを引き受けてるみたいなので彼がコーディネートしてくれてある駅から歩いて十分くらいかかるある病院まで出向いた訳です。ところが面会時間は午後からで甥っ子君は特例で午前中の面会を許してもらったはずだと主張するんですけど受け入れられない訳です。一時間近く待たされて結局面会はNG。まあ甥っ子くんの配慮に免じてそれはしかたないかなと思ったんですけど看護師さんがラインの映像付き電話(?)ができるんならそれが通じた二機のスマホのうち一機を患者さんのベッドの傍まで持って行ってくれる旨申し出て下さいました。それで甥っ子君とチカちゃんが結構長い間試してたんですけどうまく行かない。じゃあということでチカちゃんと僕でやってみるとあっさりつながったので僕のスマホを看護師さんに託しました。少しするとお世話になった方の随分見慣れないでも思ってたより元気そうな画像が送られて来ました。手を振ると手を振り返してくれてうれしかったですけどたぶん僕のことなんてわかんないんじゃないかなあ。甥っ子君は気を遣って絶対喜んでますよとか言ってくれるんですけどまあそれはどうかな。でもわかってもらってなくてもいいんですよね。こういうのは。こちらの自己満足で充分なんです。だいぶやつれてたけどそれは間違いなくかつての上司のお顔でした。看護師さんに丁寧にお礼を言い駅前まで戻って三人で一杯飲みました。いや各々三杯ずつだったかな。甥っ子君ともあの頃の話ができてすごく楽しかったしチカちゃんともいろいろ話せてよかったなあ。このブログを長くお読み下さってる方にしてみれば僕が友だちの話をするなんてほとんど異例のこととおわかりいただけるかも知れません。たいてい家人と子供と塾の生徒さんとバイト先にスタッフで登場人物はおしまいですから。でもね。限られてますけど僕にも友だちはいます。夕方から授業。夜はバイトと容赦ない責め苦でしたけど午前中が思いがけず豊かな体験でよかったです。笑いがなくてすいません。