指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

事態は悪化する。

 早朝からバイト。仕事が始まってすぐ監視台の上にいたら全身から尋常でない量の汗が流れ始めて視界が黒い霧のようなもので覆われ気分がひどく悪くなりもう少しで気を失いそうになった。それで少し離れた監視室にいたバイト仲間のグレートマザーまーさんに手を挙げて合図すると気づいてもらえて「すごい汗。調子悪いのね。調子悪いのね。」と彼女なりの驚きと労りの言葉をかけてくれた後首に冷感タオルをかけてもらってプールサイドのベンチに座り込んだ。飲み物あるんだっけと尋ねられたので冷蔵庫の中にありますと答えると持って来てくれる。でもこれは熱中症と言うより胃の不調によるものだと本人は思っている。しばらく前から胃の調子が悪くて今さっき強めの胃腸薬を飲んだばかりだったのでそれがよくない方に作用したんだろう。監視台の上は温度も湿度も高いし。しかも朝早いので若干睡眠不足の気味もある。それでも熱中症を隠れ蓑にした方が話が早いので三十分早く上がらせてもらい夏期講習の前にシャワーで体の隅々まで丁寧に洗ってエアコンの下でしばしクールダウン。それから夏期講習を行って普通なら家人と買い物に行くんだけど行かなかったのは昨日も書いた通りひざが腫れて痛んでるため。随分楽になったけど無理はできない。帰ってもう一度シャワーを浴びて一杯飲んで昼食と昼寝。さすがにお酒は進まなかったんだけど僕のお酒が進まないと家人が本気で心配することがわかってるので無理矢理流し込む。夕方から夜は塾で授業。ひざが腫れてるせいかずっと寒けがしてて痛みで立ち上がるのにすごい努力がいるし事態は本当に悪化している。こっからどう回復するつもりなのか。明日も早朝からバイトでその後夏期講習なんだよ。体持ちますかね。