「葬送のフリーレン」の第二シーズンかな?を観ている。エンディングテーマはmiletさんの「The Story of Us」で確か活動休止と聞いてたmiletさんが活動を再開したみたいですごくほっとしてる。前にも書いた通り「葬送のフリーレン」の第一シーズンのエンディングテーマだった同じくmiletさんの「Anytime Anywhere」がすごく好きでダウンロードして繰り返し聴いたし今でもときどき聴く。その曲についておよそ二年前にこのブログで取り上げたときはどうも歌詞の意味があまりよくわかってなかったようだ。でも二年近くかけて繰り返し聴いた後で今はなんとなくわかったような気がしてる。フリーレンご存じない方にはなんの話だかわかんなくてすいません。この歌詞はフリーレンが今は亡き勇者ヒンメルを偲びながら彼への思いを綴った言葉という外枠を持ってる。んだけどフリーレンは明らかにこんなしおらしい言葉を綴るキャラクターではない。つまり外枠と内容がそぐわないあるいは矛盾してるのがこの歌詞のあり方ということになる。でもそのねじれの感じがこの歌詞の尽きない魅力を形づくってる気がする。フリーレンがもしも今の自分のアイデンティティーを忘れ去ってしまえる状況があるとしたら。たとえば夢の中でひとりの無垢で無力で孤独な女の子に戻ってヒンメルを思い彼に話しかけることがあったとしたら。そのとき初めてこの歌詞には温かな血が通いフリーレンの本当の思いが息を吹き返すことになるだろう。そんなの考え過ぎだよと言われるかも知れない。でもフリーレンが勇者ヒンメルを回顧するときのシーンを思い出してみるといい。彼女は決まってひとりの無垢で無力で孤独な女の子に戻ってはいないだろうか。千歳を越えるエルフであるという現実の自分を忘れ去って。とにかく僕はそんな考えようによっては面倒な手続きを踏んだ上でこの曲を聴いてる。そしてその言葉のあまりの切なさに今でもときどき涙を流す。おまけに第二シーズンを観ながらほぼ毎回家人に隠れてひとりで泣いてる。たぶん「Anytime Anywhere」がなければそういうこともなかったはずなので作品の見方としては邪道なんだろう。でも僕としてはそれで全然構わない。と思っている。