三ヶ月に一度の通院日。おととしの同じ時期の通院に「11ぴきのねこ」のTシャツを着てったら女性の看護師さん三人くらいからかわいいかわいいと褒められたことがあった。でも今検索したらそのことはここには書いてないみたいだ。それで気をよくして去年もこの時期に同じTシャツを着てったらたぶん同じ看護師さんだと思うんだけどやはりすごい褒めてくれた。そんなにかわいいTシャツ着てらっしゃる方なんていませんよって。それで味を占めて今日も同じシャツを着てった。すると見覚えのある同じ看護師さんがやはりそれに気づいて褒めてくれたので実はおととしも去年も褒めていただいたので今年も着てきましたと白状した。Tシャツにすごいこだわりのあるスタッフがいるんですよとのことでたまたま通りがかった他の看護師さんを呼び止めて僕の方を示すとその看護師さんも目を丸くしてシャツに見入る。それどこでお買いになったんですかと尋ねるのでグラニフというTシャツ専門のお店があってと答えると知ってたみたいであーとうなずいた後今でも売ってますかと尋ねる。残念ながら今じゃ売ってないみたいですと答えるとちょっとがっかりしたみたいだった。思いついて次に来るときは違う柄のを着てお見せしますねと言うと期待してますとのことだった。僕が立ち上がって背を向けるとそのワンポイントのバックプリントもすごくいいですねと言う。グラニフのTシャツには小さめのバックプリントをあしらったものが多く確かにそれがすごくかわいい。ありがとうございますと答えて部屋を後にした。もちろん厳密に言えば褒められたのはTシャツであって僕ではない。でもその場をほんの少し和ませることができたのなら僕としてはうれしいし自分のお気に入りを他の誰かにも気に入ってもらえたというのも単純にうれしい。それから若い女性に話しかけられて余裕で受け答えができるようになったのは加齢によるところが大きい。若い頃では考えられない。そういう意味では年を取ることにもいい面はある。そういういい面をひとつひとつ心に留めて行けたらなと考えている。