指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

東京版リアス。

家人が見てるのでなんとなく僕も朝の連ドラの「あまちゃん」を見ている。見ながら、たとえばオープニングの画像を撮ってるのはラジコンのヘリコプターか飛行機にカメラを載せてじゃないだろうかとか内部ではいろいろなことを考えている。
主人公のアキが上京してアイドルを目指すことになった。そこで先に上京していた安部ちゃんに再会したところまではなんとなくまあそんなものかなと思って見てたんだけど初恋の相手の種市先輩に再会したあたりからの展開がちょっと強引な気がする。上京して日も浅く仕事も辞めてしまった種市が結構ちゃんとした寿司屋でアキに寿司をご馳走できるというのがまず怪しい。そこに鈴鹿ひろ美と太巻が偶然やって来るのにも無理がある気がする。そこでアキに説教された種市が後日その寿司屋で働き始めるというのも不自然だ。主人公アキ、鈴鹿と太巻と種市、それに寿司屋の大将の梅頭、マネージャーの水口など、東京編の主要人物が顔を揃えることのできる場を設定したいという動機が強すぎるように思われる。つまり、寿司屋はアキの地元にある店「リアス」の東京版なのではないかということだ。だからどうしたと言われると別にどうしたってこともないんだけど。