指栞(ゆびしおり)

すまじきものは宮仕え。

2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

このだらだらした感じ。

長嶋有著 「ぼくは落ち着きがない」 このだらだらした感じは大好きな「ねたあとに」に似ている。その割には主人公はきちんと自分の職務を果たしていて、そういうところも「ねたあとに」に似ている。人物よりもある「場」が主人公みたいな感じだ。その場の心…

今さら、もしドラ。

岩崎夏海著 「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」 小学校の高学年くらいだったと思うけど道徳の教科書を読むのに結構はまったことがある。読書の時間なんかにぱらぱら読んでいた。教訓とか倫理とかそういうのを知識…

追いつけない。

家人と子供と三人で近くのプールへ。50mを50秒以内で泳ぐ子供の実力を確かめに。タイム的にはもう僕より子供の方がずっと速い。でも実感として自分の肩にも達さない小学四年生の子供の体の大きさでそういうことがあり得るのか。時期的にタイムトライアルがで…

読み返してみた。

村上春樹著 「おおきなかぶ、むずかしいアボカド」 「ベネチアの小泉今日子」は泣けますね。なんて言えばいいんだろう、最後の段落がすごい。個人的な祈りが、普遍的な祈りになっている。泣いた。

本当に久しぶり。

村上春樹著 「おおきなかぶ、むずかしいアボカド」 本当に久しぶりの村上さんのエッセイ集で楽しく読んだ。「おいしいカクテルの作り方」に出て来る批評家は吉本隆明さんですね。該当する批評を読んだことがある。自分なりに大切に読んでる人たちの意見が食…

良い日だった。

少し前の学校の健康診断で子供の視力がABCD四段階判定でCとなり、医者で診てもらうことが推奨された。それで診てもらったら両目とも視力は0.5くらいで、このまま行けば遅かれ早かれ眼鏡ということになると医者は言ったそうだ。とりあえずWiiもDSも禁止にして…

初夏は苦手。

禁煙丸五週間。いまだに時々煙草が吸いたくなる。けど吸わない。相変わらず特に食べ物がおいしく感じられることはないし太らない。むしろ胃の調子が悪くてしょっちゅう胃腸薬のお世話になっている。これは煙草を吸っていたとき以上に胃がむかついたり胸焼け…

短編の読み方。

町田康著 「ゴランノスポン」 なんて言うか短編の読み方が変わったことに自分なりにはとてもこだわりがあるんだけど具体的に何がどうしたということがうまく言えない。感じで言うとすっと入ってすっと出て来るということになると思う。そして入って行ったと…

家人の誕生日。

ささやかなお祝いの気持ちとして会社を休んで渋谷のCONAにピザを食べに行き、その後池袋のサンシャインシティで洋服をプレゼント。セールがすでに始まっていてすごく安く済んじゃったけど、まあ気持ち、気持ち。その他に禁煙一ヶ月もプレゼント。つもり貯金…

不思議な短編集。

山崎ナオコーラ著 「論理と感性は相反しない」 タイトルからして変わっている。小説の世界では嫌われそうな言葉があえて選ばれている感じがある。読むと野心作であることが一目瞭然だ。世界観を共有する連作と思われるいくつかの短編があり、妄想みたいなも…