指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

2011-01-01から1年間の記事一覧

書き初めの練習。

予定通り午前中は子供の書き初めの練習。書き初め用の長い半紙は学校から三枚しかもらって来ていず、練習とは言えなぜかうまく書けた一枚を年明けに提出しなければならないことになっていてそれなりに緊張感がある。お題は四文字なので半紙の半分の半分が一…

仕事納め。

昨日が仕事納めだった。会社に料理や酒を買って来て軽く飲んだり食べたりした。それから有志の何人かで飲みに行った後、カラオケで歌った。すごく久しぶりのことだと思う。 何日か前に風邪を引いて少し熱が出た。医者で薬をもらって飲んでいたらだいぶ良くな…

一日でなんとかする年賀状。

25日までに投函することが勧められているので今日は重い腰をあげて年賀状の用意をした。ここ数年、干支の絵と「あけましておめでとうございます。」の文字を子供に書いてもらい、それをスキャンした画像をワードかエクセルに挿入してつくっている。子供に描…

クリスマスプレゼント。

子供が遊びに行くときは、友だちとみんなで食べるようにと家人がおやつを持たせる。おやつの用意が無いときはお金を渡して何か買うようにさせている。するとこの前、子供が、買った板チョコを半分残して帰って来て、クリスマスも近いからママにプレゼント、…

不思議と、すごくおもしろかった。

小澤征爾 村上春樹 「小澤征爾さんと、音楽について話をする」 クラシック音楽を日常的に聴くとか聴くのが趣味だとかいう人がどれだけいるのか想像もつかない。自分はそういう人間ではない。小澤征爾さんの名前は知っているけどどれほどすごい人かということ…

ソフトバンクホークスが日本一になった。

という訳で、何人かにおめでとうと言われたんだけど、別に僕が何事かを成し遂げた訳でもないので、おめでとうと言われる筋合いは厳密には無い気がする。おめでとうと言われるべきはあくまでチームとその関係者であって、ファンが他のチームのファンからおめ…

お弁当は続く。

この前、浜離宮恩賜庭園へ行ってまた家族でお弁当を食べた。そのときある親子連れのお父さんとおぼしき人が、子供に向かって、池に映った高層ビルの姿がきれいだという意味のことを言ってるのを耳にした。個人的にはそういう感受性が全然無いのでそういうこ…

チョコレート。

木村カエラさんの曲は結構好きなんだけど、最近J-WAVEでたまにかかるこの曲は中でもとても気に入っている。ひとりでしみじみ聴いていたら涙が出て来た。

北さんの作品を読み返したい。

中公文庫版の「どくとるマンボウ青春記」を読み終えた。作者は40歳になったのを機にこれを書き始めたらしいけど、すでに当時の作者より8コも上になった身からすると、いささか隙と言うか穴と言うかが見受けられる気がして、若い頃読んだときのように全面的に…

ホークスが日本シリーズに出る。

パ・リーグのクライマックス・シリーズのファイナル・ステージは、BSに入ってないうちでもTokyo MXTVの中継で見ることができた。和田と摂津で一、二戦に勝ったホークスの第三戦の先発は杉内。ライオンズの先発は涌井。両投手とも今年は不思議なほど勝ち星に…

お弁当を食べに。

家人のつくったお弁当を携えて家族三人で都内の庭園に行くようになってからまだそんなに経っていない。昨日の祝日は清澄白河駅で降りて清澄庭園に行った。あまりよい天気ではなかったし本格的な紅葉にはまだ早かったけど年配の方々を中心に結構な人出だった…

忙しいさなかで。

会社から帰るとすでに子供が寝てしまっているという状況がここしばらく続いている。休みの日はそれでもあちこち一緒に出かけたり、夕方長い散歩をしたりしているけど、週日、一日に一度も言葉を交わせないのは寂しいらしい。それで先週の半ば頃から僕が少し…

北杜夫さんが亡くなった。

北杜夫著 「どくとるマンボウ青春記」 北杜夫さんが亡くなった。北さんと言えば何よりも「トニオ・クレーゲル」だと思う。僕も一時期北さんの影響の下に「トニオ・クレーゲル」を耽読した。それどころかドストエフスキーを集中的に読んだのも、大学に入って…

二泊三日。

学校の行事と言うか、課外活動と言うかで、子供が二泊三日で出かけることになった。子供が生まれて十年、家人と僕のふたりともが子供に付き添わない夜というのは初めてだ。だから思えば大変貴重な機会で、どこかに出かけようかという話になった。ただ、出先…

お久しぶりです。

皆さま、ご無沙汰しておりました。忙しいことも忙しかったのですが、ここのところブログ書くのにつかっていたノートの、無線LANの子機がひと月ほど前に壊れ、うちでデスクトップに向かうのも億劫で、なんとなく日を過ごしてしまった次第です。とりあえずブロ…

やり過ごす台風。

午前中の外回りから帰るときには首都圏のJR在来線に遅れが出始めているということだった。家人からのメールで、小学校は給食が終わり次第先生が引率して生徒を帰宅させることになったそうだ。駅から会社までの道は風は出て来ていたが雨はまだほとんど降って…

ドラゴンクエスト25周年。

ドラゴンクエスト25周年記念 ファミコン&スーパーファミコン ドラゴンクエストI・II・III 25年前は1986年だから、自分は何をしていたかというと大学の2年生だった(計算が合わないのにはそれなりの理由があるので。)。六畳一間でトイレは共同、風呂無しの月…

まとめ読み。

吉田修一著 「東京湾景」 「最後の息子」 「初恋温泉」 「日曜日たち」 「熱帯魚」 吉田修一さんの小説をまとめ買いして読んでいる。そしてやはり今ひとつとらえどころのない作家だという気がしている。「最後の息子」の三編の内二編は、たぶん作者の故郷か…

免許の書き換え。

ペーパードライバーなんだけど結構厳しい思いをして取った運転免許なので時期が来ると書き換えに行く。最寄りは神田センターで残った夏休みの一日をとって今日行って来た。これまでに駐車違反をしたことが一度あって、仕事中だったので罰金は会社持ちだった…

不思議な小説、不思議な作家。

吉田修一著 「悪人」上 下 吉田さんの小説はちょっと前に「パレード」を読み随分前に「7月24日通り」を読みさらにもっとずっと前に「パークライフ」を読んだ。ずっと前と言っても「パークライフ」は2002年の刊行らしいのでまだ十年経っていない。芥川賞をと…

煙草に続いて。

思うところあって、断続的にほぼ三十年にわたって飲み続けて来た寝酒をやめた。まだ数日しか経っていず、とりあえず寝付きが大変に悪い。眠ってもすぐに目が覚めてしまう。あと、入浴後にやることがない。もちろん本を読んでもいいんだけど、また実際にそれ…

子供が十歳になった。

今日で子供が十歳になった。最近家人とも話したんだけどもう十年すると成人してしまう。簡単にそうとも言い切れないだろうけど仮に成人を子育ての終わりと見なすと、もう半分まで来てしまったことになる。すると子育ての後にやって来る家人とふたりだけの時…

「とりあえず」の力。

長嶋有著 「泣かない女はいない」 長嶋有著 「タンノイのエジンバラ」 長嶋有さんの小説のファンなんだろうと我ながら思う。それは「ねたあとに」を読んだときにわかっていた。惹かれるところはいろいろあるけど、「とりあえず」が永続してしまう感じ、その…

本を買いに行く。

一昨日と昨日とで一冊読み上げたので夕方散歩がてら最寄りのブックオフに行く。単行本が全部500円になるキャンペーン中で、置いとく場所も無いのでよほどのことが無い限り単行本は買わないんだけど気分的にはやや色めき立つ。結果的に欲しい本が一冊しか無く…

リハビリ本。

ダーモット・ボルジャー編 茂木健一訳 「フィンバーズ・ホテル」 知人にカズオ・イシグロを貸したら代わりに貸してくれた。急がないというのでもう数ヶ月借りているが、昨日書いたような事情もあり全然読んでなかった。昨日になって初めてページを開いた。ア…

髪を切る、また本を読み始める。

禁煙10週目。恐ろしいことにここ最近無性に煙草が吸いたい。11日木曜までの四泊五日の出張の間は吸っても誰にも(家族にも会社の人にも)ばれないから、吸ってしまえるし逆にここで吸わなきゃまたひとつ何かを突破できると思っていた。結果吸わなかった。そ…

鹿児島、空が明るい!

午後6時過ぎに新幹線「さくら」で鹿児島に着いた。鹿児島明るい!東京と一時間近く違う気がするけど、大げさかな。時間間違えそうだ。これから夕飯食べに行きます。九州ってなんとなく好きだな。

広島に来ている。

日曜だけど出張で広島。朝家人と子供と一緒に家を出て同じ新幹線で名古屋まで来た。名古屋で仕事の僕だけ降りて、ふたりは帰省のため小倉まで行く。こういう乗車券の買い方はえきネットではできず、みどりの窓口に行って並んだり説明したりするのが大層面倒…

このだらだらした感じ。

長嶋有著 「ぼくは落ち着きがない」 このだらだらした感じは大好きな「ねたあとに」に似ている。その割には主人公はきちんと自分の職務を果たしていて、そういうところも「ねたあとに」に似ている。人物よりもある「場」が主人公みたいな感じだ。その場の心…

今さら、もしドラ。

岩崎夏海著 「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」 小学校の高学年くらいだったと思うけど道徳の教科書を読むのに結構はまったことがある。読書の時間なんかにぱらぱら読んでいた。教訓とか倫理とかそういうのを知識…