指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

通った!

今日スマホに見知らぬ固定電話番号から着信があって、出るとこの前プレゼンに行った団体で企画が通ったことが知らされた。プレゼンに行ったときの感じでは結構な競争率のように思え、そろそろ結果が送られて来る頃だったので毎日どきどきしながら郵便受けを…

強い思い。

太陽がもったいない (単行本)作者: 山崎ナオコーラ出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2014/07/12メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (4件) を見る 「男友だちを作ろう」と同様「webちくま」に連載されていたものを単行本化。初出は2013年…

疲れる。

最近なんか疲れる。バイトをしていた頃は午前5時半に起きてお昼過ぎに帰り、昼食後二時間ほど昼寝してから塾に出かけた。授業を終えて夕食を済ませると10時半くらいにはなっているので入浴してちょっとお酒を飲んで12時頃寝る。睡眠時間は7時間半。生徒さん…

いろいろなことがはっきりする。

男友だちを作ろう作者: 山崎ナオコーラ出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2011/06/11メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (10件) を見る 作家のエッセイを読むとその作家の考え方がダイレクトに書いてあって小説で読み切れなかったいろいろ…

「女の本性は龍なのだ。」

お父さん大好き (文春文庫)作者: 山崎ナオコーラ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2013/03/08メディア: 文庫この商品を含むブログ (4件) を見る 単行本「手」を文庫化に当たって改題ということだ。作者の作品にはこういうことがあって文庫版の「「ジューシ…

ぎりぎりの危うさ。

珍妙な峠作者: 町田康出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2016/11/16メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (3件) を見る 冒頭を読むと「バイ貝」とかすかにつながった続編だと思えるけど「年の瀬の濁流」に飲み込まれたあたりから「バイ貝」の…

ふつうの独居老人は?

独居老人スタイル (単行本)作者: 都築響一出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2013/12/19メディア: 単行本この商品を含むブログ (20件) を見る 独居老人のインタビュー集。ただそれぞれの肩書きを見ると、アーティストとか道化師とか日本舞踊家とか漫画家とか…

スローな民主主義にしてくれ。

丘の上のバカ ぼくらの民主主義なんだぜ2 (朝日新書)作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2016/11/11メディア: 新書この商品を含むブログ (5件) を見る 前作「ぼくらの民主主義なんだぜ」の四つ目の文章と同じタイトルになっちゃったんだ…

上とか下とか。

昼田とハッコウ作者: 山崎ナオコーラ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/09/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (9件) を見る この作者の作品を読んでいてもうひとつ気にかかるのは、たとえばこの作品で言えば「上から目線」とか「下に見ている」とか…

貫く。

この世は二人組ではできあがらない (新潮文庫)作者: 山崎ナオコーラ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/12/01メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (9件) を見る これまで読んだきた作品のいずれにも言えることだけど、この作者の描く主人公…

コンプリートしよう。

ぼくらの民主主義なんだぜ (朝日新書)作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2015/05/13メディア: 新書この商品を含むブログ (98件) を見る 前職を辞めて丸四年が過ぎた。その間ずっと、数少ない例外を除いて本を読む習慣が途絶え、自分にと…

感受性について。

男と点と線 (新潮文庫)作者: 山崎ナオコーラ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/02/27メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (6件) を見る 他にもよく知らないことはたくさんあるんだけど、中でも絵画についてはほとんど何も知らない。この前…

荻窪へ行く。

ブックセンター荻窪は閉店していた。教会通りも随分様変わりして二十年少し前に後にしたときと同じ建物は少ないように思われた。住んでいたアパートは建て替えられてまだ当時の場所にあった。でも町並みにはあまり見覚えが無かった。青梅街道沿いにも見覚え…

悲しい。

ニキの屈辱 (河出文庫)作者: 山崎ナオコーラ出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2014/06/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る 主人公は若い女の子で写真家だ。と書くとこの前読んだ「私の中の男の子」が思い出されるけどその主人公、雪村…

そういうこともあるんだね。

家人の新刊が出版されたら通販サイトで既刊の売り上げ順位が結構上がったということだ。新刊を読んだ方が既刊も手に入れようとしてくれてるということなんだろうか。そういうこともあるんだねと思う。 好調だった読書はプレゼンの準備に時間を取られてること…

不思議な時制。

私の中の男の子作者: 山崎ナオコーラ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/02/24メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (6件) を見る 主人公は若い女の子で作家だ。デビュー二作目の単行本のカバー画が送られて来る。 メール添付で、カバー案…