2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧
生きる歓び (角川文庫)作者: 橋本治出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2001/02メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (18件) を見る 収録された九編を「寂しさ」でくくってしまうのは無理があると思うけど、寂しさの描き込まれた何編…
勤め人のひとり暮らしは、仕事が終わってからもまだこなさなきゃならないことがあるんだね。夕飯とか洗濯物取り込んだりとか。独身のときは行きつけの店でいっぱいやってから夕食をとるのを結構楽しんでたけど、今はそれもひたすら辛い。結婚生活で焼きが回…
柴田さんと高橋さんの小説の読み方、書き方、訳し方作者: 柴田元幸,高橋源一郎出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2009/03/13メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 4人 クリック: 240回この商品を含むブログ (53件) を見る たとえばピンチョンの読み方…
家人と子供が家人の実家に帰省した。その間に普段片付けられないところを片付けたり掃除したりするのが恒例になっているが、今週は仕事がひどく忙しく疲れも溜まっている気がしたのでまあよそうじゃないかと考えていた。ふたりを送ってから帰宅すると、よっ…
赤毛のアン(8) [DVD]アーティスト: 毛利蔵人出版社/メーカー: バンダイビジュアル発売日: 1999/05/22メディア: DVD クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見る 子供が寝た後気に入ったテレビ番組が無いと家人とふたりで「赤毛のアン」のDVDを観るのが…
うまい!発泡酒で初めてうまいと思った。もしかしてサントリー「金麦」とかもうまいのかなあ。個人的には一番うまい発泡酒がASAHIから出るとは思えません。すいません。
変人 埴谷雄高の肖像 (文春文庫)作者: 木村俊介出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/03/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 34回この商品を含むブログ (12件) を見る すごくおもしろい本を読んでいるんだけどそれについては読み終えてから。 これって「…
仕事が忙しいのは構わないし帰りが遅くなるのもどちらかと言えばやり甲斐があっていいんだけど寝るのが遅くなって睡眠時間が短くなり結局疲れが溜まるんだよね。この循環をどこかで何とかしなければ。
さっきまで優しかった人 (新潮文庫)作者: 片岡義男出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1988/08メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る 恋に関して仮に経験値みたいなものを仮定できるとしたら、自分は子供の域をあまり出ないところに位置づけられると…
はまぞうを使って書影とかアップするのなら、せめて自分なりの感想とか何かを書き添えて下さいよ、まじで。書影とタイトルと作者と訳者と版元だけはまぞうのフォーマットで表示させておけばその本を読んだことになる?ならねーよ。なる訳ねーじゃん。ふざけ…
普段は雨が降ると夕方の子供との散歩は取りやめになる。今日も微妙な空模様だったけどとりあえず降ってはいなかったので用心に傘を携えて出かけた。比較的短いコースを選んで最寄りのブックオフを目指す。僕は中原昌也さんの三島賞をとった作品の新潮文庫版…
子猫が読む乱暴者日記 (河出文庫)作者: 中原昌也出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/02/04メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 12回この商品を含むブログ (32件) を見る うーん、やっぱり難しくてよくわからなかった。語り手の倫理を見極められるほど…
マリ&フィフィの虐殺ソングブック (河出文庫―文芸コレクション)作者: 中原昌也出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2000/10/01メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 29回この商品を含むブログ (77件) を見る なんかすごく原理が違うんだろうなあ、と思った。…
ダブリナーズ (新潮文庫)作者: ジェイムズジョイス,James Joyce,柳瀬尚紀出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/03/02メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 32回この商品を含むブログ (49件) を見る 柳瀬尚紀さんが訳された「ダブリナーズ」が出た。柳瀬さんと…
父親が今の僕の年齢のとき、僕は高校生だった。僕の子供はまだ小学一年生だ。僕は自分の父親より、十年遅れの子育てをしていることになる。それがどういう影響をもたらすかは想像もつかないけど。
初めての得意先へ行ったらこちらへどうぞと応接室に通された。担当とか上の人とか四、五人出て来て彼らを相手に熱弁をふるったけどお茶ひとつ出てこなかった。別にお茶が飲みたかった訳ではなく、お茶を飲むということに象徴されるなんか余裕みたいなものを…
学校での子供の漢字のテストが散々たる出来だった。漢字についてはくもんで遙か先まで勉強しているはずなので、どういうことかと子細に見てみると、まあ大目に見れば書けると言えば全部書けてはいる。少なくとも他の字と混同されたりする余地のある字はない…
夕方児童館へ子供を迎えに行った。すると子供は少しだけ年長に見える女の子と一緒に児童館から出て来た。道に出ると女の子は右へ行くか左へ行くかと子供に尋ねる。まっすぐ家に帰るなら左へ行くのだが、今日は根津神社まで散歩に行こうと約束していたので、…
赤毛のアン(1) [DVD]出版社/メーカー: バンダイビジュアル発売日: 1999/03/25メディア: DVD クリック: 19回この商品を含むブログ (13件) を見る アニメーションの作品で好きなのは何かと問われるとすぐには答えられないけど、じゃあTVシリーズならどうかと言…
カクテル用のジンが切れかかったのでちょっといいのをと思ってボンベイ・サファイアを買った。同じ棚にシングルモルトも置いてあって、ボウモアとかラフロイグとかよほど買おうかと思ったけど、どちらも三千円以上だったのでやめといた。買ったら結構な勢い…
雁 (新潮文庫)作者: 森鴎外出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/02メディア: 文庫 クリック: 51回この商品を含むブログ (21件) を見る 「雁」はどちらかと言えば軽い文体で書かれていて読みやすい。物語は悲劇と言っていいがあまり悲しくは受け取れない。冒…
昨日子供と千駄木まで数十分かけて散歩に行ったら、団子坂の上に観潮楼の跡があった。ちかくにしおみ児童館というのもあって、少なくとも明治時代まではそこから東京湾が見下ろせたのではないかと思われた。僕は森鴎外の熱心な読者ではなくて、「高瀬舟」と…
昨日子供とふたりで外で昼食をとった後、三十分少しの道のりを歩いて帰って来た。途中で子供が脇腹の痛みを訴えた。食べてすぐ歩き始めたのがよくなかったのかも知れなかった。歩けるかと尋ねると歩けると答える。その辺に座ってちょっと休んだらどうかと言…
スローなブギにしてくれ (角川文庫 緑 371-4)作者: 片岡義男出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 1979/06/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る 少し前に片岡義男さんにお目にかかり話をする機会があった。片岡さんの作品は高校生の頃にほんの少…
ここ何年か冬場にひげを剃ると肌がひどくかさかさするようになった。乾燥とひげ剃りで荒れているように思われた。また若い頃はほぼ直毛だった髪に微妙な癖がつくようになって、少し髪が伸びるとまったくまとまらなくなって来た。櫛で梳かすだけで整髪料とか…
禁酒十日目。ちょっと飲みたくなって家人に頼んでドライ・マティーニをつくってもらった。ゆっくり味わおうと思ってたけど、おいしくてあっと言う間に飲み干してしまった。いやいやこれくらいじゃまだ禁酒を破ったとは言いませんよ。
悲劇の誕生 (岩波文庫)作者: ニーチェ,Friedrich Nietzsche,秋山英夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1966/06/16メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 24回この商品を含むブログ (32件) を見る 少し前にこのページでニーチェのディオニュソス的、アポロ的と…
正月のバーゲンで買ったブルックス・ブラザーズのダッフルコートは生地が厚くて着るとすごくあったかい。これまで買ったどんなコートよりあったかい気がする。地下鉄の暖房の中などではむしろ汗ばむほどで、普段外回りに行くときはもう十五年くらい前に買っ…
TV放映された映画版を途中から見た。原作では男性になっている主人公を女性にしたのはすごくいいアイディアだと思う。原作ではなんかすごく説得力が無くてすでに忘れ果てていた犯人の動機は、映画で見てもすごく説得力が無かった。ただ原作の文体のひどさま…
禁酒を始めて今日で一週間になる。当初はビールだけは飲んでよいことにしていたんだけど、ここ三日はそれすら口にしていない。晩酌をしないので夕食がとても早く済む。夜中まで本を読んでいられる。目覚めがよい。そしてやけにおなかが空く。朝食を食べると…