指栞(ゆびしおり)

前にも書いたかも知れないけど。

2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

最近コレクターっぽい。

波の絵、波の話作者: 村上春樹,稲越功一出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1984/03メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見る 吉祥寺のブックオフで見つけて購入。最近なんとなくなんだけど村上春樹さんの本で持っていないのを集めて…

ソラマチへ行く。

ゴールデン・ウィーク中に出勤した分の代休を使って、家人とふたりでソラマチへ行く。スカイツリーは当分上れそうにもないので今回は見送り。この前行った渋谷のヒカリエが明らかに女性向けにつくられているのに対して、ソラマチはかなりの割合でファミリー…

ありかなしかで言えば、なしなんだろうけど。

カーヴァー・カントリー作者:レイモンド カーヴァー中央公論社Amazon 誤解を恐れずに引用すると次のようになる。 (前略) これは決してレイモンド・カーヴァーの作品を理解するのに役に立つ書物ではない。(後略) 訳者の村上さんの「カーヴァー・カントリ…

彼女たちの総選挙。

子供が見たいと言うのでテレビで一緒に見た。そんなの見たいと言い出すなんて随分大人になったもんだと思うけど、家人の見方ではクラスの女の子達に流されているだけみたいでもある。 ゲストの人とかこういうのがリアルなんだとしきりに言っていて、こういう…

カーヴァーをもう一冊。

「ぼくが電話をかけている場所」の村上春樹さんの訳によるいちばん最初のバージョンを渋谷のブックオフで今日見つけた。収録作はどれも一年前に読んだものばかりだったが装丁とかなんとなく良くて買って来て読んだ。訳者あとがきが結構おもしろい。後年村上…

禁煙一年。

禁煙を始めて一年が経った。五百円玉貯金で18万円貯まり、いまだに週一のペースで煙草を吸う夢を見て、でも完全に分煙になっていない店にはなるべく入らない。昨年の今頃何をしていたかと言うと、禁断症状に悩まされながらレイモンド・カーヴァーを読んでい…

違和とシンクロ。

朝吹真理子著 「きことわ」 すごく難解なんじゃないかというイメージを勝手に持っていたけど全然そんなことはなくて思ったよりずっとすっきりと読みやすかったしおもしろかった。二十五年前を断続的に一緒に過ごした七歳違いのふたりの女性のお話だ。 まず言…